FC2ブログ

    「よく知っていること」も、同じ音で、しかも同じ漢字です。 

     一雨ごとに暖かくなると思えば。週末に降らないだけマシ!
     
     「父ちゃん、父ちゃん。『セーツー』って知ってる?」。風呂から出たばかりのスッ裸の息子に、明るい顔で言われた。言われた相手がオトナだったら、「知ってる、知ってる!酸素の分子記号のこと!」。「それはオーツー(O2)!」。ぐらいの会話を楽しむのだが、小学校4年生にそれは望めない(笑)。「知ってる、知ってる、ゲームの最新情報の載っている雑誌!」。「それはファミ通!」ぐらいが関の山。しっかし、いきなり、「セーツー」と来たかっ。しかも、昨日まで「チ○チン」「ポコ○ン」といっていたヤツから「ペ○スからね…」なんて言われてしまった。年度末の嵐の忙しさから、「今日だけは。。。」と3日ぶりに日付が変わる前に会社から逃げ帰ってきたオヤジには、かなりのカウンターパンチ。カンベンしてよ、3月に、それを教えるのは~。反則~っ!今の学校教育、恐るべし(笑)。

     ついこの間だったと思う。国会答弁で、「今の保健体育の教科書」を見せられた小泉総理が、「ここまで教えることはない(苦笑)。だいたい、こんなもんは、放っておいても覚えるもんだ!」と言っていたのは。その時は、「うわっ!見てみたい、その教科書!」と大笑いしたが、息子に「セーツー」と言われるとサスガにびっくりする。しかも、メシ食ってる時に。「なっ!オトナになるのは楽しいことだろっ!」とガハハと笑ってゴマかしておいた(笑)。

     自分が小学生の時を思い出してみる。そんな教育、受けた覚えはない(笑)。「女子だけ視聴覚教室に集合!」と先生が言い、「男子は自習っ!」になり、あとで根掘り葉掘り、女の子に聞いたことは、よーく覚えているが(笑)。かなりのマセガキだったから、「なんだ、んなこと知っているよ」と、思わず言って、それから一週間、隣の席のMちゃんに無視された暗い思い出があるだけ(笑)。ふーん。今はちゃんと男子にも教えるんだなあ。

     まあ、「ちゃんと教えておけば…」ということなんだろうけど。きっと「キンパチさん」の「鶴見辰吾と杉田かおる」くらいからの流れだとは推測できるが。小学4年男子まで来ているとは。。。成長も早くなっているし。世の中の流れに、純な「父ちゃん」はついていけない(笑)。これは笑えないのだが、今の「キンパチ」シリーズでは、なんと「クスリ」の話をやっているらしい(嫁からの伝聞)。ドラマ仕立てに必要でも、全国ネット番組の中では、いくらなんでも、やり過ぎだろう、それは。逆に、変な引き金にならないことを祈るしかない。

     遠征に行く車の中。「コーチ、ボッキって知っている?」、「コーチ、キョニュー好き?」。まさか、昔、榊原郁恵のファンクラブに入っていたとは口が裂けても言えない(笑)。まあ、オトコとして適当に話につきあってあげては、いる(それはそれで、楽しい、実は)。そんなヤツらがサッカーの試合が始まると真剣な顔をして闘う。フザけた顔で「セーツー」なんて言ってたヤツらが、マジメな顔で「ワンツー!」って叫んでいたりするワケだ。そんな彼らの姿を見ていると、コーチとしては「コイツら、なんか、ちょっとカッコイイじゃん!」と思ったりする、今日この頃なんですよ、カワイイ息子のお母さん方。

     まっすぐ育て。チョットづつ大人になりながら。

    コメント

    コメントの投稿















    管理者にだけ表示を許可する

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    https://halusaka.jp/tb.php/87-03c77257