2005.03.27 Sun
まさに「好物ばかりの食卓」状態!
- 少年サッカー
- | トラックバック(0)
- | コメント(0)

「ウレしい悲鳴」。仕事では、サッパリないのだが、子供のサッカーには、結構、ある。だから、ヤメられないんだよなあ、少年サッカーのコーチは。
今日は定練。一緒にグラウンドを半面使っている野球チームが急遽、試合。なので、いつもより更に狭いスペースで練習。まあ、持ちつ持たれつだから。こういう日もある。でも、こんな日に限って主任コーチは年度末で出勤(ご苦労様です
今日のテーマは「ボールの死守(大げさ?)」。「シュー練」では、一人を背負ってボールを受け、「前」を向いてのシュート。「この状況って何?」と問いかけ、「大チャンス!押さえられれば点が入る」という答えを引き出してから、練習開始。強引に前を向くプレーをほめちぎる。上手い子は当然、「とりあえずデキてはいる」のだが、今日の主役は、言い方は悪いが「頑張れ!お前ら、『もうちょっと』なんだから!」の子供達だった。実に気持ちがノッて来ている。昨日の大会で(我がチームは2チームエントリー)久々に勝ったのが効いている。伸び伸びと「とりあえずデキてはいる」子を相手にも負けていない。
「シュー練」後の練習。1対1。ボールが止まるまで触れない。先にカラダを入れてキープ。キープした方が手前に攻める。されたほうが奥に攻める。方向を決めることで、単なるキープと違い、ぐるぐる回ることなく勝負のつき方がサッカーっぽくなる。わざと『もうちょっと』軍団を「とりあえずデキてはいる」軍団と戦わせる。ダイブ形になってきている。いいぞぉ~!
最後に、出席の19人全員で勝ち抜き戦。迎えた準々決勝。な、なんと優勝候補の一角・カラダのデカイ、ウチの息子が負けた、コーチ陣が期待している『もうちょっと』クンに(笑)。そして、迎えた準決勝。『もうちょっと』クンの相手は『大本命クン』。先にカラダを入れたのは大本命クン。さすがに早い。でも、気持ちの乗っている『もうちょっと』クン、簡単に前を向かせない。熱戦。最後は、大本命クンが強引に抜く。負けが決まった瞬間!「チックショーっ!悔しい~っ!」。大声で「もうちょっと」クンが叫んだ!いいぞ、いいぞぉ~!
一番器用なのに、一番気持ちが弱くて困っていた『もうちょっと』クン。チックショーっ!なんて野蛮な言葉で(笑)叫ぶことなんて、考えられなかった。うん、確実にレベルアップしている。「気持ち」も「技術」も。負けたくないっ!という気持ちが彼を『もうちょっと』から卒業させようとしている。いいぞ、いいぞ、いいぞぉ~!
そりゃ、全員、使いたい。でも、使えない場面もあるのも現実。エントリーは20人しかできない。選びたくはないが、選ばなければならない、今は。24人から(絶対、変えてやるっ!これだけは。A市の大会だけでも)。競争、競争とは言いたくはない。それぞれが「世界で一つだけの花」であることは承知している。それが、わかっているだけに、実はとってもツライ。。。
一番いいのは、ね。皆がすっごく、個性豊かに上手くなって、今以上にコーチを困らすこと。「いったい、誰を選べばいいんだ?」って。「選ぶ」なんて言葉さえ、使わせないほどに(今も使いたくはないけど)。「ウレしい悲鳴」をもっともっと言いたいっ!層が厚くなったら、ホントにパニック!になっちゃうよ、僕らは。単純だから(笑)。もっともっと困らせてくれ~!いいぞ、いいぞ、いいぞ、いいぞぉ~!
要注意!我がチーム新5年は、まだまだ伸びそうです(笑)!
- [2005/03/27 22:45]
- 少年サッカー |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
トラックバック
この記事のトラックバックURL
https://halusaka.jp/tb.php/77-95982498
- | HOME |