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    圧力。 

     いいお天気。


     「長いホイッスルがピッチに響き渡った~! 試合終了~っ!!  県の高校サッカー史に新たなページが書き加えられた瞬間ですっ! まさに歴史的勝利ですっ! ○○○高校、県大会優勝っ! そして高校サッカー部員達の夢の舞台である全国大会に出場を果たしました~っ!」。

     本日、ある高校サッカー部が全国切符を手にした。
     おめでとうございます。江ノ島高校の皆さん。
     ちなみに。少年マガジン連載中の「エリアの騎士」というマンガの話です(笑)。

     現在、全国各地で高校総体、いわゆるインターハイのサッカー県予選が行われている。我が県では今日の時点でBEST16までが決定。決勝は6月27日(日)13時~県スタ第3グラウンドにて。夏の我が県高校覇者はどこになるのか? 非常に興味深い。さらに書こう。今年のインターハイの舞台は沖縄。「美ら島(ちゅらしま) 沖縄総体2010~青天届く君の風 みなぎる闘志が夏に輝く~」として7月28日から開催される。サッカー会場は、うるま市。夏の全国覇者はどこになるのか? 大注目して今から楽しみにしている

     インターハイ王者と準王者には。高円宮杯全国大会出場権が与えられる。

     「だ・か・ら! 高円宮杯がNO・1なんだよっ! インターハイ如きで盛り上がるなっ! ましてや、高円宮杯後に行われる、〝高校だけでやっている〟高校選手権が一番盛り上がることは、けしからん! 言語道断っ! 許さないっ! 日本テレビは選手権の中継などするなっ! 」。こう宣う方がケッコウいる。このブログを読んでいる人には釈迦に説法だろうけど。一応、高円宮杯とは? も書こう! と思ったが長くなるので止めた(苦笑)。知りたい方はウィキペディアでどうぞ。簡単に言えば、真の高校年代サッカー日本一を決める大会ということになる。

     あっ! もしかしたら少年マガジン編集部にも。
     「連載打ち切れっ!」と圧力掛けているかもしれないなぁ(苦笑)。

     僕はクラブを否定はしない。するわけがない。否定派だったら、クラブであるKSCにリュウを意地でも行かせないって(笑)。高円宮杯が一番価値が高い大会であることも、「その通り」と思う。レベルが高い、低いも確かにあるし。でも。だからといって、インターハイや選手権を〝2番目以下のモノ〟扱いするのは、どうなんだろう? と思う。僕は、ね。

     そもそもJのクラブと高校の部活では、見ているところが違う。Jユースの大命題は「プロを育てること」だ。高円宮杯で優勝をする! ことではない。子ども目線で言えば、「優勝? いや、TOPに上がれるかどうかの方が圧倒的に大事」となるのがフツー。だって、それを目的とした組織だろう? 大会が盛り上がるかどうかを気にしている方がおかしい。かたや、高校は? と言うと…。「みんなで。チームとして高みをを目指そう。それがインターハイだろうが、選手権だろうが、高円宮杯だろうが。それぞれ大会に意味の違いがあっても、それはプレーヤーにとってはどうでもいいこと。目の前の大会を〝脚も折れん〟と闘うことが大事」となる。それはそれでいい。結果としてプロも出てくる場合もあるが、チームを優先することは高校という学校組織の命題としてこれも至極当然のことだ。

     良い悪いを論じる方がおかしい。
     それぞれの立場で、それぞれの思いをぶつけてサッカーをする。
     それでいいのでは? 盛り上がる・盛り上がらないは、どうでもいいことだろう。
      
     真のサッカー王国・静岡では。今週末、静岡学園vs.清水商業の決勝が行われる。インターハイにやたらと強いキヨショウが勝つのか? シズガクが9度目の正直を実現するのか? 全国決勝よりも注目をして見ているのは僕だけではあるまい。ハセガワケンタもオオエノキカツミも、「なぜエスパルスユースvs.ジュビロユースより盛り上がるんだ?」と文句を付けずに注目しているはずだ。ただ、「なぜ、シミズヒガシがここにいない?」とは思っていると確信するが(笑)。
     
     そこに高校の方が盛り上がる理由がある。
     Uコウがマンガに出れば、ウルサ方も黙るかもしれない(笑)。




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