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    今日の日記の中にも答えはあります。 

     いいお天気。風薫る5月。


     娘2人の新聞争奪戦。これが、最近の我が家の朝の風景だ。

     スポーツ新聞? うにゃ。朝日新聞(苦笑)。あっ! 苦笑と書いたが、それが正しい学生の姿か(笑)。なんで争奪戦? かというと…。1面の「しつもん! ドラえもん」の答え探しのため。答えは毎日、違う場所に掲載されているのだ。今日はマイの勝ち。ちなみに、今日の「しつもん」は…。「梅干しを見ただけでつばが出てくるよ。食べてもいないのにどうしてなの?」

     答えは…。朝日新聞を買ってみてください(笑)。

     答え探しを眺めていたら、ちょっと気になる記事を発見。今日の朝日の注目記事を教えよう。「岡田監督対談第9回 VS.奥島孝康さん」。日本代表監督:岡ちゃんと早大元総長、現高野連会長の対談記事である。

     書け? 朝日新聞を買ってみて(笑)。
     
     まぁ、ホンの一部だけ。抜粋しよう。大学で「竜馬がゆく」「三国志」「戦争と平和」を読んだと自慢をする岡ちゃんは、ともかく。奥島さんの言葉がケッコウ、スゴい。


     「大学を辞めてからはひたすらボランティア生活に熱中しようと。ボーイスカウト、高野連、全国大学体育連合、日本相撲協会運営審議会と全部無給で。51年間早稲田一筋でやってきて、初めて『社会人』になった」。

     初めて『社会人』になった、かぁ。スゴい言葉だ。

     「友情とか仲間意識とか、互いに欠点を知り尽くして裸の付き合いをして人間的な形で育っていく世界と、そういうもののない、友情が成立しないような世界は違う。人間であることが創造力をつくり、意欲を研ぎ澄ます。学校教育の一環としてのクラブ活動の良さがそこにある」。

     学校側の言葉と言えば、それ、までだが。深みがある。

     「私は終戦後の代用教員に教えられた。今でいう中学2年を終わった人たちだが、それがよかった。彼らは教員として訓練されていないことを自覚しているから、使命感が強い。大事なのはテクニックではなくてハート。私は大学の外に出ていなかったので教育者としては中途半端だと思っている。世の中でいろんなことをやって学校に戻る方が、教育者として深みも幅も出たはず」。

     早稲田総長までやって。自ら「中途半端」と言い、「代用教員の方がスゴイ」。その上で、「テクニックではなくハート」の言葉はゴイスな説得力だ。この後の「キャンプ論議」がヒジョーに面白い。岡ちゃんも、キャンプを直前に控えているからか(笑)、ミョーに説得力のある発言をしている。

     ここは。キモだから。書かない。
     朝日新聞を買ってみて(笑)。

     キャンプ論議の最後の部分、奥島さんの発言だけは書こう。
     「まず学校の先生に経験がない。子どもを学外に連れて行くとなると責任の問題を気にする。なんでも他人のせいにしたがる世の中」。

     ん~。そんな教員or教育者ばかりでもないです、奥島さん。他人のせいには決してしない学校の先生を僕は1人知っています。今年で定年みたいですが。あっ、それと。バスの中で強制的にキャンプをする「キャンプの達人」のサッカー指導者も1人知っています。自ら鬼を名乗っています。そういう一生懸命な人の意見も新聞紙上から〝降りてきて〟聞く姿勢も大切な気がします、奥島先生と岡田監督。ただ、感謝はします。読み終えて。久々に「新聞って面白いなぁ」と思いました(笑)。

     
     「新聞って面白い」と思ったら、きっと僕も毎日、新聞を読む。
     「ドラえもん」を見たら、答えを探す娘2人のように。
     それがパブロフの言う「条件反射」だろう(笑)。


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