2010.05.13 Thu
不正競争防止法。
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栃木でシャモの偽装問題表示が問題になっている。以下、よみうりONLINEより。
「栃木県内で食品の信頼を脅かす問題が再び明るみに出た。鹿沼市の食肉加工業者【栃木しゃも加工組合】(石沢慎一代表)が13日、栃木しゃも以外の国産鶏を使用しながら、2年2カ月にわたって偽装表示して製造・販売していたとして、県からJAS法違反などで改善指示を受けた。無許可で解体処理していたことも発覚。 ~中略~ 『原材料のシールには【鶏肉】と表示してあれば大丈夫だと思っていたが、消費者には申し訳ないことをした』――。石沢代表は読売新聞の取材に対し、うつむきながら声を絞り出した」。
まぁ、この手の問題が発覚した時の答弁は、いつもこんなものだ。栃木で解体したシャモだから「栃木シャモ」、神戸では育てていないが神戸牛の子牛を育てたのだから「神戸牛」、消費期限を一日延ばしたって「赤福」は「赤福」。バレなきゃいい…。そんな確信犯的企業利潤追求の理由がそこにある。それを取り締まる法律がタイトルの法律。
だが。偽装表示よりも、面倒なものがある。「不当表示」だ。
不当表示とは、虚偽ではないが、高確率で消費者に異なる情報として受け取られるように表示をすることを言う。例えば。消火器を売るのに「消防署から来ました」と言えば完全な虚偽になるが、「消防署の〝方から〟来ました」と言いながら、その方角から来れば「事実だっ!」と言い切れる。「比内鶏」というブランド規格に合わない商品であっても、「比内ノ鶏」などと表示して販売をした場合にも、偽装表示にはならない。その場合の答弁はこうなる。「嘘はついていない。事実しか表示していない。聞き違える、読み違える方が悪い」。
面倒でしょ? 不当表示。
書かなきゃ、言わなきゃ何の問題にもならないのに。
ついつい、欲に走って書いてしまう。
自分達の利益だけを追求すると、途端に周りが見えなくなる企業の典型だ。
サッカー少年チームのHPはどうだろう。もしかしたら、知らず知らずのうちに、結果として不当表示になっている場合があるかもしれない。果たして、我が我がチームは、自分のチームをキチンと分析して、正当な表示をビッと行っているだろうか? 過剰な表現、いい加減な開示になっていないだろうか? 検証っ! その結果? 僕がらみの所はほとんど更新していなかった~。
こりゃ、不当表示以前の問題だ(苦笑)。
すぐに、対処。まだ、訂正が終わらない学年もあるけれど(みんな仕事をしながらだから…)、来週初頭には、キチンと表示が始まるはずだ。まずは、見てほしい、新D・Eチームの所を。1~3年生が、どんなに頑張っているか? 一目瞭然になっている(笑)。
僕的には。TOPページを〝今〟に即した文章に変更。階層の低い団の紹介等の所まで入念にチェック。必要な服装の表示や年度や活動場所をキチンと訂正した。テキトーに書けば、誤解を受ける。誤解を受けるくらいならば、明らかに書かない方が良い。僕は。シッカリ書く方を選んだが。「書かない」手法もそれは正しいと思う。あくまでも個人の意見だけれども。
今回、一番拘ったのは「ボランティア」の表記。ウチは純粋な少年団なので、「団に関わる全ての人間が完全にボランティア」と強調した。こういう純粋な言葉ほど、不当表示には使われやすい。総じて。軽々しく〝美しい言葉〟を使っている団体には逆に注意が必要。「平日は有料コーチだけれど。土日は本来、休みだから僕もボランティア」なんて詭弁上手なチームはないと信じたい。
自戒っ! コーチである前に。地域に生きる大人なら考えるべき。
子どもに「顔を上げて~。周りを見て~っ!」と言う前に。
まずは、自分が周りを見ないとダメ。あくまで自戒です。
ここまで書いたのだから。この日記もなるべく更新しなくちゃね(苦笑)。
- [2010/05/13 23:55]
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