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    北大 初代教頭の言葉。 

     寒い一日。会社は午後から。


     Boys, be ambitious !
     Be ambitious not for money
     or for selfish aggrandizement,
     not for that evanescent thing which men call fame.
     Be ambitious for the attainment
     of all that a man ought to be.

     少年よ 大志を抱けっ!
     金のためでなく。
     私欲のためでもなく。
     名声というくだらない思いのためでもなく。
     人はいかにあるべきか。
     その道を全うするために。
     大志を抱け。

     出典:1964年3月16日付 朝日新聞 『天声人語』、
     1944年 稲富栄次郎著「明治初期教育思想の研究」


     本日、息子も含めたA市立ホーム中学校3年生325名が同校を卒業をした。
     おめでとう。

     「卒業式? 中学なんだから。もう、男親はどうでもいいだろう」と思って、出席をするつもりは、元々、僕にはなかったのだが。例の交通事故が起きて、状況が変わった。その際、いろいろとお世話になった校長先生、担任のS教諭にキチンと挨拶をする必要性がある。まぁ、「何とか卒業できたのだから、見てやるか」との思いがあったのも事実。ただ、行けば行ったで「いつものごとく大泣きか?」と自分で覚悟をしていたのだが。

     案外、泣けなかった(苦笑)。
     
     中学生ともなると、今更、「ここまで立派に育ってくれて…」とは親も思わないのだなぁ…とミョーに一人で納得さえしてしまったくらいだ(笑)。事故に遭うなんて、特殊な経験をしたウチでさえ、そうなのだから、他の保護者の方々なら、なおさらだろう。だから、多少のナミダは見受けられたが、どちらかというと笑顔にあふれた卒業式だった。

     それはそれで。素敵なことだ。

     ところが。「笑顔の一日」となる予定が。不覚にも夜、2度ほど泣いてしまった。1度目は息子からの手紙。学校が企画した「親への感謝の手紙」であることは分かっていたのだけれども。サスガに事故の時の気持ちが、そこに綴ってあって、感謝の言葉になっていたりするから~。そして、2度目。息子の担任S教諭がクラス全員に配ったラミネートされた「贈る言葉」シートを読んだ時。表面の「先生からのクラスへのメッセージ」でウルウル来て。トドメが裏面に大きく書かれた「クラーク博士の言葉」だった。

     もう号泣(苦笑)。いい先生だぁ…。
     ここに書く僕としては。出典にS教諭と付け加えなければいけない(笑)。

     「少年よ 大志を抱け」。人の門出に、これほど相応しい言葉はない。A市立ホーム中3年○組の生徒だけが貰うには、もったいない言葉だと思う。ここは、拙い個人ブログだが。もう一度、記して、世の中学3年生全員への餞(はなむけ)にしたいと考える。みんながこの言葉を胸に高校での新生活、頑張ってほしいものだ。
     

     Boys, be ambitious !
     Be ambitious not for money
     or for selfish aggrandizement,
     not for that evanescent thing which men call fame.
     Be ambitious for the attainment
     of all that a man ought to be.

     少年よ 大志を抱けっ!
     金のためでなく。
     私欲のためでもなく。
     名声というくだらない思いのためでもなく。
     人はいかにあるべきか。
     その道を全うするために。
     大志を抱け。



     みんなっ! 卒業おめでとうっ!



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