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    どんな時も「挑戦者」。 

     くもり。今日の天気より、また「日曜」が雨らしい。。。


     隣の市にHというチームがある。どこの学年もいいチームを持っている。その中でも、ここの新6年生は強い。かなり強い!すっげ~強い。普段、チョー強気のウチの新6年のエースが「マジ強ぇ~」と無意識に試合終了後につぶやくほど、強いチームだ。もちろん新人戦県大会にも出ている。

     僕は、ここの新6年のコーチの一人と仲が良い。よく飲む(その人は下戸なのでウーロン茶だが、笑)。どういう人かというと「僕より営業マン」(笑)。世で言う「強豪」に次から次へとバシバシと試合を申し込み、ビシバシとマッチメイクしていく。その手際、まことに見事!新人戦県大会の時にも、キチンと県NO1チーム監督とコンタクトを取っている。対戦もしていないのに、だ(笑)。

     去年の夏だったと思う。この方に、宴席上で、「ねえ、ウチと試合しよ!」と言われた。以下、その時の会話。

    「ウチの5年(当時)担当に聞いてみてよ。知ってるでしょ?」
    「ううん、お宅の4年と試合がしたいんだよ」。
    「はぁ?」
    「いいでしょ?ポジションは変えるけど。ベストメンバーで行くからね!」
    「そりゃウチとしては勉強になるから願ったり!だけど。。。何で?」
    「いいの!我が県に強いチームを育てるのも僕らの役目。何よりウチのためなんだから!」

     後日、A市内Fチームのご協力もあって、形をチョイ変えて試合は実現した。F4年vsH5年、我がチーム4年vsF5年で。もう忘れているかもしれないが、その節はありがとうございました。HのWコーチ、FのKコーチ。

     上の学年のチームと試合をしたがるチームは多い。ウチもそうだし。贅沢な悩みを言うと、縦割りで人数の足りているチームは上の学年に揉まれる機会がない。だから、なんとか、その機会を作ろうと努力をする。ウチあたりが上の学年大会にエントリーをするのは、その理由。

     逆に下の学年と試合をするのは、コーチとしては、躊躇をするのが普通。コーチも、何よりも子供も「こっちが上の学年だから負けるわけにはいかない!」という妙なプライドによるプレッシャーと、まず戦わなければいけない。加えて、下の学年は「絶対、食ってやる!負けて元々!伸び伸び自由にやろう!」と高いモチベーションを持って来るから、プレッシャーへの相乗効果を生む。まだ、プレッシャーならばいいが、それが「楽勝っ!」なんて気の緩みだったりしたら3乗くらいの効果が生ずる(笑)。そうすると、結果が狂うことは珍しいことではない(ウチも1回やられた、8人制のカップ戦だけど、笑)。フツーにやれば成長の観点からいって、「下の学年の単独チーム」に「上の学年の単独チーム」が負けることは、ほとんどないはずなのだが。。。

     フツーにやる、ために。相手がどうあろうと自分達のサッカーを貫くために。違うチームとはいえ、「下の世代」の育成のために。このコーチは進んで下とも試合をする。強くなるわけだ。

     4月1日。新年度。11期生は5年になった。上はAクラスのみ。もう上の学年大会にはエントリーができない。今までは誰が見ても「チャレンジャー」だったが、この一年は同学年と競い合いながら「下の世代の挑戦を受ける」立場に立つことになる。でも。いつまでも気持ちは「チャレンジャー」でいよう。「胸を貸す」のではなく、常に「勉強させてもらおう」。それが、もう一年後に「手を抜かない大人のライオン」になるための試練なのだから。我がチームの新6年も、Fの新6年も、H新6年はもっと「高み」で、見事にその役目を果たしたのだから。君達もやらねばならない。下の世代のために。何より自分達のために。一年後を睨んで、5年がAに入って戦っているチームもいることを忘れずに、自分達よりも上手いヤツらがいることを忘れずに、日々チャレンジ!この一年の過ごし方は、かなり大切!

     2005年度 我がチーム11期生のキャッチフレーズは「挑戦者」!

     本音を言うと。上ともやりた~い!どこか、お願いしま~す!(笑)

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