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    職業=大学教授。 

     昼間は暖かい。


     仕事柄、ウチの会社ではどのセクションでも一日中、テレビが点いている。だから、ここ数日はどのフロアに行っても、例の声が聞こえてきた。しかも。男だらけの会社に響く、女性の声だから。一瞬、「なっ? なにっ!? 何が起きたの?」と思うことになる。

     ウォ~~、ウォ~っ、ウォーーっ!
     ヤップ、ヤァ~~ヤァ~っ、ヤァーーっ!

     会社中が発情しているのかと思った。
     いかん。どうも最近、発想がエロい(笑)。

     それにしても。なぜ、カーリングでは「ウォ~」と「ヤァ~」と叫ぶのだろう? 調べてみた。答えは簡単。「ウォ~」=「NO~っ!」がそう聞こえるだけ。当然、「ヤァ~」=「YES~」。サッカー風に言えば、「スルーっ!」=「掃かないで~」と「クリアっ!」=「掃いて~」ということか。でも。それだったら、日本語で言えばいいのに…。「日本人なのだから」という国粋主義発言をする気はないが、ネイティブな日本語の方がカラダが素直に反応する気がする。

     出会え~~、出会え~っ、出会えーーっ!
     ヤメ~~、ヤメ~っ、ヤメーーっ!
     この方が闘う場には相応しい(笑)。

     くだらない発想は、ともかくとして。スポーツで競技の標準語みたいなモノに縛られる必要が果たしてあるのだろうか? と思う。イヤ、確かに国籍の違うプレーヤーが同じチームにいる場合は、その必要があるのかもしれないが、国を代表して闘うのに〝相手〟にも分かる言葉で話すということには、僕は違和感を覚える。サッカーで言えば、「ターンっ!」「マノンっ!」。W杯で国と国の威信を掛けて闘うのならば、「行けるっ!」「来てるっ!」の方が他国は混乱してくれる気がするけど…。ところが、そんな風に「ちょっと、僕の考えはセコいか?」と思っていたら、日本代表は既にその理由で、「ターンっ!」「マノンっ!」は止めているらしい。そう。日本は日本らしく闘えばいい。

     サムライ魂で行こうよ、カー娘もサッカー日本代表も。
     目黒選手は、その方が似合うと思うけどなぁ…。
     
     その点、今日のカー娘の相手国、ドイツはドイツらしかった。特にスキップのシェップさん(44)。シェップさんの顔は。まさに。オリバー・カーンっ、そのもの(笑)。この顔で「ウォ~」「ヤァ~」の間に何か必死にドイツ語で叫んでいた。「ヤロウどもっ! 掃けっ! 掃きまくれ~っ!」もしくは「気合だっ! 気合だっ! 気合だぁ~っ!」って感じか? 間違いなく、ゲルマン魂の塊。僕はいっぺんに彼女のファンになってしまった。

     協会会長殿。次期監督にシェップさんはどうでしょうか?(笑)。




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