2010.01.29 Fri
息子、交通事故に遭う。大部屋へ。20日目。

異常に歯が痛い…と思っていたら、奥歯がすごい勢いで一気に腫れてきた。これは放っておく状態ではないな…と思ったが、とりあえず息子の病院へ行ってから、家の近くの歯医者に行くことにした。
病院に付くと、部屋のネームプレートが息子の名前でなくなっていた。そういえば、嫁とMAILでやりとりをしたのを忘れていた。「『大部屋が空いたので移ることが可能ですが、どうします?』と先生に聞かれた。私の経験からいうと、大部屋の方が気が紛れます。彼にとっては、〝社会復帰〟への準備になるし。どうかな?」「異議なし。大部屋へ」。1人でいることは楽だが、甘やかす必要はない。世代を超えて、人と話すことは彼のためでもある。
移動先の610号室は?…と病室を探す。あった。ナースステーションから一番遠い大部屋。しかも、入ってみると一番奥の窓際だった。「手の掛からなくなった患者」になった証拠だ(笑)。ちょっと安心。
歯の痛みが少し和らいだ。
奥に進み、「どうだ? 手術の後は痛むか?」と息子に聞く。返事は横への首を振りだった。嫁が「思ったよりも、へっちゃらだったそうです(笑)」と付け加えた。「さっきまで、T監督が来てくれていたの。楽しそうに筆談していたよ」とさらに続けた。そうか。本当にありがたい。少しでも早く復帰したいと本人も思うはずだ。
ありがとうございます。
また歯の痛みが少し和らいだ。
30分ほどで、嫁と病院を出で家に帰った。すぐに歯医者に連絡を取り、無理矢理頼み込んで診てもらうことになり、自転車で急ぐ。とはいえ、慎重に。僕まで事故に遭うわけにはいかない。角では左右をキッチリ確認。5分後に着いた。早速、診てもらう。「う~ん。これ、疲れからきてますね~」と医者に言われる。そうなんだ…。治療終了後、「先生、歯槽骨って、再生しないんですか?」と聞いてみた。歯医者は「しません。もし、歯槽骨が再生したら、世の中から、歯槽膿漏という病気はなくなりますよ」と言われた。なるほど。その後、最近の〝入れ歯事情〟をネッコリと聞いた。時代はどんどん進んでいて、入れ歯の進歩も著しいことを聞いて、安心をした。
歯の痛みが和らいだ。
家に帰って、食事して、早く寝よう。そうすれば明日は痛みもなくなるだろう。
口の中の〝歯医者の匂い〟が心地よい20日目だった。
- [2010/01/29 23:58]
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