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    牛若丸三郎太。 

    のち ホタル見物に行ったが雨。ラーメンで娘をゴマかした(苦笑)


     漫画はダメだと言っておきながら。今日は漫画のセリフから始まる。ちなみに。僕は今でも「少年サンデー」「少年マガジン」を愛するマンガオタクでもある。

     「試合を控えている者ども、よく聞け。キサマらを強くするのは毎日の積み重ねじゃ。じゃが、逆もまた然り! 毎日の積み重ねがキサマらを弱くする! 漫然と日々を過ごすなっ! 四六時中ボクサーであることを自覚しろっ! 自分に足りないモノ、必要なモノを常に考えて行動せよ!! 」。

     4週くらい前の『はじめの一歩』・鴨川ジム会長のお言葉だ(笑)。
     24時間ボクサーであれっ! ということか…。

     「オレは15年後に遊ぶ」(詳しくは⇒ココ)でも書いたが。十分条件としての「24時間サッカーな者」が一流選手となっているのは間違いない。例えば原口元気。県NO1チーム・M先生はHPにこう書いている。「24時間がサッカーの元気はまだまだ成長するだろう」。例えば山田直輝。レッズの発行する「リトルダイヤモンズ」TOP昇格記念号の中で同期・永田拓也がナオキのことをこう語っている。「本当にサッカーっ子です。大好きですね、サッカーが。サッカーを一番に考えてます」。

     自然体の24時間サッカー選手。モノが違うわけだ。

     さて。フツーの中学生に目を向ける。いいサンプルがウチにいる。いくら何でも、凡才に「24時間サッカー選手」を求めるのは酷だ。プロになれそうな自分がいるわけじゃない、有名高校から「ぜひウチにっ!」と声が掛かるわけでもない。サッカーは好きだけれども、今の自分の力では…。なんとなく、そんなことが見えてくる。しかも現実として、目の前に「受験」の2文字がチラツき始める時季だ。周りの成績もガンガン上がり出す。「オレ、大丈夫かな…」。そんな不安が湧き出て来るのは、とてもフツーのことだ。

     聞いたわけではないが。今日の息子の気持ちを代弁しよう。

     勉強しなくちゃ。明日から期末テストだ。国語、数学、英語に理科、社会、技術家庭科、保健体育に音楽。3年時の成績は大切だって、皆に言われている。でも。今週末は、関東大会2回戦、勝ったら全国の掛かった試合になるから、KSCの練習も絶対に休めない。けど、マガジンも読みたいし、サンデーも読みたい…。行きの電車で読もうか…。帰って来たら22時か。そこからテスト勉強、始めて…。息抜きくらいは、いいよな? サッカーマンガも読みたいし、女の子にMAILも打ちたいし。そうだ早起きもしなきゃ。学代だから朝15分、早く出て、「あいさつ運動」をシッカリやる責任がある…。

     24時間中学生(笑)。それでイッパイ・イッパイだ。

     では、提案。息子だけなく。全てのサッカー少年への提案だ。24時間フツーの中学生であるがゆえに24時間サッカープレーヤーになれないのだとすれば。24時間サッカーにしたいけど。凡才ゆえにその前にやらなければいけないことが見えてしまうのだとすれば。こんな考え方はどうだろう? 何かをやろうとする時に。最初に必ずこう考えてみたらどうだろう?

     「全ては『好きなサッカーのために』と考える」。

     ・朝、起きて。大きな声で「おはようっ!」⇒全ては『好きなサッカーのために』。声を出す練習だ。
     ・学校の給食で大キライなマヨネーズが出る⇒全ては『好きなサッカーのために』。好き嫌いを言ってはいけない。
     ・授業を集中して聞かねばならない⇒全ては『好きなサッカーのために』。後で勉強し直すとサッカーのための時間が減る。それは避けたい。
     ・不器用なので技術家庭科が苦手だ⇒全ては『好きなサッカーのために』。集中力を養う訓練として実技に没頭する。
     ・音楽なんてどうでもいい⇒全ては『好きなサッカーのために』。リズム感はサッカーに大切だ。
     ・国語キライ⇒全ては『好きなサッカーのために』。ロジカルコミュニケーション力を鍛えるため。論理的思考の第1歩として勉強する。
     ・数学、考えること自体カッタリィ⇒立体的に空間を把握して相手より先に触る考えを鍛えるために数学の問題を楽しんで見る。
     ・英語なんてできなくても日本では困らない⇒全ては『好きなサッカーのために』。通訳なしでテレビのインタビューに答えたらカッコイイぜぇ~。
     ・電車の中でマンガを読む⇒全ては『好きなサッカーのために』。選手がダメなら別の携わり方もある。そのために知識を蓄積するため、どうせなら本を読もう。
     ・テスト勉強ツライ⇒全ては『好きなサッカーのために』。行きたいあの学校でサッカーをやるためだ。あと30分、頑張ろう。
     ・ちょっと休んでマンガを読もう⇒全ては『好きなサッカーのために』。あの子が応援に来てくれたら、試合頑張れそうだ。マンガを止めてMAILだけにしておこう。
     ・寝る前にチョイ、マンガ・MAILくらいはいいだろう⇒全ては『好きなサッカーのために』。今週末は試合だ。早く寝よう。


     そして。クラブーユース組に1つ加えようか。

     ・テスト前だけ勉強すれば十分だろ?⇒全ては『好きなサッカーのために』。高円宮杯全国大会まで行ったら12月。今から勉強しなくて、どうやってあの高校でサッカーするのだっ?

     『はじめの一歩』・鴨川会長の言葉には、実は続きがある。
     「これからの戦いは、そうでなければ勝ち抜けんっ!」。

     全ては『好きなサッカーのために』。勝ち抜きたいならやってみよう。




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