2009.06.19 Fri
「走れ! ○ロス」。

6月19日。今日は桜桃忌だ。
オウトウキって何っ? という方に簡単な説明をしよう。作家・太宰治の忌日。命日ではない。命日は6月13日で、この日に太宰は愛人と入水自殺した。享年38歳。今日19日は、太宰の遺体が発見された日、かつ彼の誕生日。最初の桜桃忌は。本来であれば39歳になったはずの、その日に。親交のあった作家の佐藤春夫、井伏鱒二、檀一雄らが桜桃(さくらんぼ)をつまみながら酒を飲み、太宰を偲んだことが始まりだ。「桜桃忌」の名前は太宰の晩年の名作「桜桃」に由来する。ちなみに。今年は太宰治・生誕100周年に当たる。
うむ。世間一般のブログっぽいぞ、今日は(笑)。
6月19日=桜桃忌ということ以外は全てググって調べてまで(苦笑)、太宰ネタからムリヤリ入った今日のテーマは小中学生よ、「本も読もう」。昨日の「新聞を読もう」に引き続き勉強ネタでゴメンなさい(笑)。
何も太宰を読めっ! とは言わない。前も書いたが(⇒ココ)何だっていいのだ。小学生で言えば、『ハリポタ』でもいいし、『レインボーマジック シリーズ』(女子向け、笑)でも、『それ行け スッコケ3人組』(なんと50巻の大作になってしまった)でもかまわない。もちろん、『ファーブル昆虫記』『シートン動物記』等の定番でもよろしい。『シャーロック・ホームズ シリーズ』『怪盗ルパン シリーズ』でもいい。
中学生は。できれば、世界の、日本の名作を! と言いたいところだが、もう何でもいいから、とにかく読みまくろう。大人の読む本でいいのだ。『1Q84』でもかまわない、東野圭吾、楡周平、全然OKだぞ。際どい描写があろうが、文体が勉強向きでなかろうが、とにかく読むこと。軽~いモノだっていい。僕で言えば、中3、高校1年の時は、片岡義男にハマった。今、思うと。何の内容もない片岡ワールドだけれど。読まないよりは、ずっといい。
新聞が知識の束だとすれば。本は想像力の源だ。
文章だけで綴られた本を読むためには。頭の中で、情景を作る必要がある。映像と違うから、全部、自分で想像をしなければならないのだ。その上で、物語の場所、時、登場人物をキチンと整理し、各々の行動・発言もインプットしておかねばならない。
常にアタマを使う作業。それが〝読書〟だ。
本の種類は何でもいい。絵で語る「漫画」以外ならば。反論を覚悟して書けば、「フランス書院」の本だっていいのだ。直接的なAVやエロサイトを見るくらいならば、頭を使え。「想像力」を掻き立てろっ! そちらの方が〝男〟としての未来が開ける(笑)。
ただし。読みすぎると。メの字をエの字と答える可能性アリ(笑)。
読書の魅力を、もっと語ろう。本の中には、いろいろな人の考えや主義主張が存在する。自分とは違う視点や考えに、論理的に触れることができる。だから、物事を多方面から見られるようになる。「こんな考え方もあるんだ…」。そう思うことで、人としての厚みが増す。魅力的な男に成長したいならば「読書」をしよう。「話題が豊富っ

んっ? それじゃ済まない? 『人間失格』だって?
今日は桜桃忌だ。女性に話が及ぶのも太宰を偲んで…と言い訳しよう(苦笑)。
- [2009/06/19 23:48]
- ジュニアユース 中学サッカー 生活・学校・勉強のこと |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
トラックバック
この記事のトラックバックURL
https://halusaka.jp/tb.php/653-3cc53646
- | HOME |