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    菅 直人。 

    のち 今日も同じ天気だよ…


     問.次に挙げる言葉は、全て、ある団体のキャッチコピーです。その団体名を、それぞれ答えなさい(各10点×10問=100点満点)。

     1.「努力はかっこいい。」⇒
     2.「ガマンできない時代。」⇒
     3.「大人の汗。」⇒
     4.「2006年問題。」⇒
     5.「ライバルは子どもの時のお父さん。」⇒
     6.「仕事の話を子どもにしよう。」⇒
     7.「子どもに甘える親。」⇒
     8.「ニュースを話そう。」⇒
     9.「子どもに手伝いさせる家。」⇒
     10.「秋田に学べ。」⇒

     それでは正解発表っ! 実は全部、同じ答え。答えは「栄光ゼミナール」っ!

     これ、JR東日本のドア上に栄光ゼミナールが月替わりで出しているポスター広告のコピーなのだ。別に塾の宣伝をしたいわけではないが(ちなみに息子は栄光に行っている)。ケッコウ、言い得て妙っ! と思うことが多いので。毎月、僕は楽しみにしている。

     そして09年6月、今月は「新聞を読もう。」
     別に宣伝がしたいわけじゃない(笑)。

     お宅は新聞を取っているだろうか? きっと。今、半分の人が「はい」と答えて半分の人が「いいえ」と答えた気がする。いや、このブログを読んでいるということはネット依存率が高いから、「いいえ」の方が多いかもしれない。

     栄光ゼミナールのサブコピーは、こう言っている。「世界の出来事と、私たちの毎日をつなげている新聞。記事を読み、考え、伝えることは国語力を向上させるだけでなく、子どもたちの視野を広げ、社会への関心を高めます」。その通りっ! 僕が今日、書きたいことがキチンと要約されている。これ以上、書くことはない(笑)。

     しつこいが。別に宣伝がしたいわけではない(苦笑)。

     僕らの時代。今ほどTVが影響力を持っていたわけではない。インターネットなんて考えもつかなかった。ケータイに至ってはSFの世界のモノだと思っていた。でも、どの家にも必ず新聞があった。真剣に読んだ覚えはないけれど。なんとなくは、みんなが読んでいた。だから。今、起きている事件の概要や日本政府の主要な閣僚、フランスの大統領、イギリスの首相の名前ぐらいはスッと何も考えずに言えたものだ。「読む」という積極的な行動が、新聞にはあるからアタマに自然と入ってきた。

     現在は、そうは行かない。TVは〝映して伝える〟メディアだから、記録をしないと一瞬で消える。耳から入ったとしても積極的行動ではない。ネット? 子どもが自らニュースサイトを選ぶとは、とても思えない。せいぜい、調べたい言葉をググってウィキペディアを辞書代わりに使う程度のことだろう。ヘタすりゃ、エロサイト以外見ないかもしれない(笑)。

     新聞を子どもに読ませよう。それだけで、社会を考える子どもが増える。
     ついでに言うと、成績も上がる〝かも〟しれない。
     別に宣伝がしたいわけじゃない(笑)。

     先日、ベネッセの調査で「親がワイドショーやスポーツ新聞を好んで読んでいる家庭の子どもは、成績がよくない」なんて結果が出たみたいだが。その記事だって、僕は新聞で読んだ。しかも驚くことなかれ、スポーツ新聞で、だ。ベネッセよ、スポーツ新聞だって、なかなか捨てたモノじゃないぞ。

     おっと。これは宣伝か?(笑)

     実は、暫く前から、息子に新聞を音読させている。と、言っても、忙しそうだから「天声人語」(ウチは朝日新聞だから)のみだけれども。これならば、朝の5分で済む。ここ数日を振り返ってみただけでも、「井原西鶴」「滝澤馬琴」なんて人物だって平気で出てくる。「誰?」となるから、手っ取り早い。イラン情勢、北朝鮮情勢、衆議院の議席数まで話題は多岐に渡る。読解力のないリュウでも、段落の付け方・文章のまとめ方が分かってくるかもしれない。

     とにかく。新聞を読むことが大切だ。
     宣伝と思われてもいい。本当に読んだ方が良いのだから。

     ん? 何で突然、今日、この話題を選んだのかって? サッカーのやり過ぎで。そろそろ脳ミソが筋肉になってきたのかもしれない息子。もしくは、土曜日の目の玉ヘディングの悪影響が出てきたのかもしれない息子。いや。元々、タコの息子。今日、ヤツは。天声人語に出てきた某政治家の名前をこう読んだ。

     「すが なおと」。

     絶対にヤツには。毎日、新聞を読ませなきゃならない必要がある(苦笑)。



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