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    三波春夫の名文句。 

    のち 一雨、一雨。暖かくなる。


     野球の人気がスゴイ。宮崎サンマリンスタジアムでのWBC代表vs.巨人との練習試合の観客は4万500人っ! 今日の強化試合オーストラリア戦も観客は3万3000人だ。まぁ、そこに行けば日本人メジャーリーガーも含めた球界オールスターズを見られるのだから、「行きたいっ!」というファン心理は当然といえば当然ではあるのだが。

     それにしてもスゴイ人気だ。と率直に思う。

     そういえば、野球を始める子が増えてきているなぁ…とも感じる。我がチームと仲良く日曜の午後のホーム小学校のグラウンドを半分ずつ使っている「H野球少年団」さんにも真新しいユニホームに身を包んだカワイイ球児が多数、見受けられる。

     がんばれっ! 野球少年たち。未来の松坂、イチローは君たちだ。

     イチローといえば。今年のイチローのコメントは、すごく「いい」。例えば。今年の1月の自主トレでWBCへの抱負を聞かれた時⇒「胸キュンなプレーがしたい」。2月22日の冒頭に書いた4万500人のファンが集まった試合の時のコメント⇒「これだけのお客さんの中でできたのが一番。真剣にやったところで(この雰囲気の中で得るものは)つくることはできない。ファンの力なしではできないこと」。同じ22日の出来事。守備練習中に「イチローっ!」とスタンドから声が掛かるとピースと指でサインを送る。極めつけが報道ステーションで、この日、流れたVTR。あるスポーツジャーナリストが「こんなに客がいると凄いね」とイチローに声を掛けると…。すかさず、言い返した。

     「お客さんでしょ?」。

     いやぁ、イチローは本当のプロだ。客を、いや〝お客さん〟を第一に考えている。ちょっと前、マリナーズが最下位で観客動員が落ちた時にはこう言った。「最下位で、チームがお客さんを楽しませない、僕が楽しませたいと思う。僕のヒットを見にきてください」。

     サッカー界を見渡す…。カズ(逸話は⇒ココ)、ゴンだよなぁ、その意識があるのは。ん~でも、もうちょい〝旬〟な選手にそれを期待したいところだ。きっと、「生意気~っ!」なんて意見が先に出ちゃうから、遠慮をしてしまうのだろうなぁ、みんな。でも、このままじゃ野球に再び食われちゃう。

     ファン無視のシーズン移行より、こちらの方が急務では?

     かくいうファンも甘えていては、いけない。海外だが昨日はこんな話もあった。以下、21日のガゼッタ・デル・スポルトからの抜粋。「マンチェスターUのファーガソン監督は、サイン禁止の決断を公にした。『サインを求め、我々の練習場であるカリントンに足を運んでくれるサポーターには大変申し訳ない。しかし、我々は、選手達に《今後サインには応じないように》との命令を下した。問題は、一部の身勝手な人間がサイン入りグッズを転売し、利益を得ていることにある。このような輩と純粋なサポーターを見分けることは不可能であり、サイン禁止の決断に至った。我々の苦渋の決断に理解を示してもらえることを期待している』と説明した」。

     我々が自分で「客だぞっ!」とエバッても選手の迷惑になってしまう。
     選手あってのファンでもある。意識はお互いに持ちたいものだ。

     よしっ! 今度の我がチーム3年以下の練習メニューは決まったぞっ! 
     「カッコイイ サインの書き方」&「正しいサインのもらい方」講座っ!(笑)。
     どちらが将来役に立つかは、君たち次第です!



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