2009.01.24 Sat
参上っ!
- 少年サッカー
- | トラックバック(0)
- | コメント(0)

我がチームの3年生以下は、ポジションは固定しない。それどころか背番号もせ固定しない。ハッキリ言うが、低学年のうちに背番号固定していいことなんて、チームにとって1つもないからだ。「なんで、ウチの子が15番で、あの子が10番なの?」「ウチの子の背番号をなんで剥奪するんですか?」。もう聞き飽きた(苦笑)。この際だ、その「なんでなんで?」に答えておこう。
正直言って。何の理由もない。少なくても低学年のうちは、ただの番号だ。
と、思っていたが。ただの番号に親も子もそこまで固執するならば、逆に利用してやろう! というのが最近の僕の考え。「実力で取れ」というニンジンをぶら下げればきっとチームは強くなるはずだ。「5年生になる時に決めます」。最近はこれしか言わない(笑)。ただ。サイズの問題はある。大きいサイズは15番以降だ。だから、こう付け加える。
「いい番号がほしければ。大きくなってはダメです。それでいいのですか?」(笑)。
この僕の背番号不定方針。思わぬ別の効果も生み出していることが分かった。前にも書いたが我がチームの2年生には「スーパー君もどき=デフォルト君」がいる。強豪にはゴロゴロいるレベルだが、ウチごときにしては、珍しいウマさを持っている。今日、彼はKMJチームさんの招待試合で8番を着て試合に出場した。相手の応援席から声が飛ぶ。「8番、8番に注意よ~」。ん? 確か先日は別の会場で14番を着ていて、「おいっ! 14番に気をつけろ~」と言われていたな。その前は7番だった。13番の時もあった。5番もあったし。6番、2番もあった気がする。つまりだ。背番号を固定しないということは、この多少、目立つデフォルト君の背番号もコロコロ変わることになる。
噂は光よりも速い。「あのチームの8番、ケッコウ上手だったよ」「いや、14番だよ」「7番もよかったよ」「13番もスゴかった」「6番にも要注意だよ」「2番がエースだって!」。このまま行くと、そのうち、「我がチームの2年は、どの番号の子も全員がウマい」という噂が出回りそうだ。そして対戦相手がビビッてくれるかもしれないぞ? まるで分身の術だ。もしかしたら、某ブログのウルトラマン戦法に勝るとも劣らない作戦かもしれない。名付けて、
仮面の忍者・赤影戦法っ!
今のところ、「今日は8番クン」がエースであることは間違いない。だけど、全員が「今日は8番クン」くらいウマくなれば、これは本当の赤影戦法になる。本音を言えば、赤影戦法はどうでもいい。自分の特長を活かし、個性豊かな、それでいて全員が上手なチームになろうとしよう。そうすれば必ず、君達はもっともっと強くなる。
背番号に着られるなよ、2年生。相手に名前で覚えてもらう選手になろうぜ。全員で。
サッカーの試合では是非、全員がヒーロー♪仮~面のニ~ンジャはっ! 赤影だ~♪になってほしいと思うけれど。できることならば、サッカー以外のときは「フツーの小学生」であってほしい。いつも腹を空かせて、手の親指を鼻の穴に当て、人差し指から順番に外に開いて「大丈夫っ!」っていう息抜きキャラ。コーチは彼が大好きだった。本当は君達はそっちの方が似合う気がするぞ。
♪少~年 ニ~ンジャはっ! 青影だ~♪(笑)
- [2009/01/24 23:27]
- 少年サッカー |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
トラックバック
この記事のトラックバックURL
https://halusaka.jp/tb.php/606-55f9c13f
- | HOME |