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    檄文。 

     古河に行った。寒かったが人情は温かい。


     我がチーム14期生(5年生)選手諸君。我が県4種新人戦 県中央大会進出、おめでとう。前身の大会を含めると、我がチームとしては3年ぶり3度目の出場となる。もう一度、言おう。

     選手諸君。到着おめでとう。
     でも、ここが登山口だ。

     ここまでも険しいイバラの道だった。「抜けたところに何かがある!」。そう信じて君達は闘ってきた。そして、どうにかこうにか、君達は抜けることができた。ほら、何かは確かに〝あった〟だろう。声に出して読んでほしい。まずは県NO1チーム。鬼平チーム。続けよう。強豪・強豪・強豪・・・・・・・・・・・・。そして、オレンジJジュニア。

     そう、目の前にあるのは、立ち塞がる絶壁だ。頂点の見えない氷壁だ。

     選手諸君。君達は、ここでもう一度試される。「抜けたことに満足する者」なのか、「見えざる頂に挑戦する者」なのか。前者には夢のような幻想が用意されている。ここまで来れたことを祝福してくれる人もいる。「ここまで来れたじゃないか! 立派だよ」。ウレしい言葉も準備されている。後者には厳しい現実が待っている。この先の険しさを眉間に皺寄せ語る人しかいない。「この先、もっと辛いぞっ! ここまでかっ?」。きつい叱咤の言葉しか準備されていない。ただし、後者にだけ、この壁の先=「未来」が見られる権利が与えられる。

     選手諸君。どちらを選ぶか? は君達の自由だ。

     頂点を極めることが条件ではない。滑落してもいい。跳ね返されてもいい。そうなっても、「また登るっ!」という強い意志を持って闘える者なのかどうか。チャレンジを続けられる、その厳しさ自体を楽しめる者なのかどうか? 

     そのための場。それが「県大会」だ。

     今日は「おめでとう」。でも、君達が待っている言葉を、〝今は〟僕は封印しておく。県大会の1回戦は2月15日。その時に、後者を選んだ君達を僕が観ることができたならば。大きな大きな声で叫んであげよう。

     「県大会に行けてよかったねっ!」。


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