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    ホメ・ノート。 

     風がちょっとあったけど。いいお天気。


     随分と太ってしまった。「カラダを治すため」という理由で〝食っちゃ寝〟生活を、ここ半年ばかり、送ってしまったのだ…。まっ、悔いても仕方ない。太ったのがイヤならばヤセればよい。ただ、ヤセようとして、再び〝ぶっ倒れる〟ことだけは避けなくてはいけない。「ストレスなくヤセる方法はないものか?」と会社の後輩に聞くと、「レコーディング・ダイエットっすよぉ!」と教えてくれた。

     噂には聞くが…。書くだけでヤセるわけないだろう?

     とはいえ、全否定していても始まらない。ネットで調べると意外なことがわかった。書くだけでいいわけではないらしい。要は『まずは、食べたものを全て書く癖をつける。その癖がついたら、カロリーを調べてそれも一緒に書く癖をつける。そうすると、食べ物のカロリーを覚えることができる。覚えてきたら初めて、カロリー制限を自分に課す。その時も、食べたいものを自分で選ぶことが大事。それを続ける〝習慣〟がダイエットの成功に繋がる』らしい。

     なるほど。「小さなことからコツコツと」&「継続は力なり」の合体版かぁ。

     ここで、ふと考えた。このレコーディング法って、何もダイエットに限ったことではないだろう。「信念(目的でもいい)をもって継続すれば、達成はそんなに苦労はしないはずなのに、なかなか継続できないこと」を成功させるには、かなり有効な手段のはずだ。例えば、『レコーディング・リフティング』。「毎日やれよ~」と子どもに言うだけでなく表を渡し、「ここに毎日の記録を書こうっ!」と話せばリフティングの習慣が身に付く。身に付けば、回数は増える。回数が増えれば、ボールとヨリ仲良くできる。そのうち、回数よりも部位のレパートリーに興味が移って…。結果、上手くなる。『レコーディング・ドリブルスピード』でもいいし、『レコーディング・シュート練習』でもいい。結果を記録することで、習慣が身に付けば、サッカーだって上手くならないわけがない。

     指導者にも同じことが言えそうだ。例えば「褒めること」。「褒めなきゃ、褒めなきゃ」と思っていても、これがなかなか〝できない〟。特に低学年が相手だと、「褒めているはずなのに、知らない間に『叱る』に移行している」ことがないだろうか? ちなみに、僕は、褒めている最中に、話を聞けっ! と叱ってしまうことがよくある…(苦笑)。

     これでは、いけないっ! というわけで。ダイエットよりも先に始めることにしたのは、
     『レコーディング・アドミレーション(賛美)』っ!
     平たく言うとホメ・ノートっ!

     専用ノートを1つ用意して、と。「今日はこの子を褒めた」「こんな風に褒めてみた」「ここを褒めればよかったな…」etc.褒めるに関連することならばなんでもいいことにしよう。さて、褒めるぞ。思い出そう、昼間の県NO1チームとNO2チームとライバルチームとの練習試合を。

     「県NO1チームの子、全員が前よりもさらに上手くなっていたなぁ」「○○番、よく声が出ていたなぁ」「○○番はカラダの使い方が抜群だった」「ベンチは『チャレンジっ!』とよく叫んでいたなぁ」「NO2チームは、2年生にして、全員が『鬼平魂』を持っていたなぁ」「○○番のヘディングは2年生レベルを超えていたなぁ」「○○番は、何よりもシュートを先に考えているなぁ」「ベンチは自チームのファウルに厳しく叱っていたなぁ」「ライバルチームの子はシッカリとボールが蹴れるなぁ」「○○番は最後まであきらめずにボールを追うなぁ」「○○番は先を読もうとしているなぁ」「ベンチは笑顔が多いなぁ」…。

     うにゃ。周りが良すぎて。肝心の我がチームの子のプレーが思い出せない(苦笑)。
     う~ん…。これも明らかに僕に褒める力がない証拠の1つか…。

     もっともっと身近なところから、つまり普段の生活から、『レコーディング・アドミレーション』を実行しなければダメだな~。まずは家族から、だな。無理やりにでも褒める訓練をしてレコーディングしていけば、きっと立派な褒め上手になるだろう。よしっ! 善は急げ、だ。早速、〝ホメ・ノート〟に家族のことを書いてみよう。「息子、そのニキビ顔、〝青春っ!〟って感じでいいぞ」「長女、長い髪がステキっ!」「次女、最近とっても小悪魔的でカワイイよ~!」。最後は嫁か…。

     「お前、最近、○○○になったなぁ~」。
     うにゃ。これは最高難度ホメ言葉だなぁ…。


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