2008.11.16 Sun
聖地巡礼。


本日もクイズ形式で行きたいと思う。以下はある場所のことを指す。いったいどこのこと?
①1997年2月造成着工式開催 ②2000年「上棟式」開催 ③エレベーター11基、エスカレーター9基を備える ④太陽光発電装置設置。発電量:8.5Kw(40w蛍光灯210本分) ⑤雨水貯水槽設置(1,625㎡×2=3,250㎡)。芝散水、トイレ洗浄水、冷却補給水に活用。
ここで正解した方は、かなりの「通」。
⑥照明:平均2,000ルクス(ハイビジョン放送対応) ⑦大型映像装置:2基(縦10m×横20m、南北サイドスタンドに設置) ⑧観客席数:63,700人 ⑨正面駐車場500台収容。北第1駐車場100台収容。北第2駐車場600台収容。東駐車場300台(大型バス100台収容)。
ここで「もしかして?」と思った方は多いはず。まだ「通」と認定しよう。
⑩住所:S市M区 ⑪東北道・IWI.C.から15分、UI.C.から10分。最寄り駅:S高速鉄道・UM駅(徒歩15分) ⑫第2・第3天然芝ピッチ、第4人工芝ピッチ、フットサルコート2面併設
我が県民は100%、全国では95%の人は分かったはず。残り5%の方にトドメのヒント。
⑬日韓W杯準決勝:ブラジルvs.トルコ開催地 ⑭アジア最大級・日本で最大のサッカー専用スタジアム ⑮ジーコが愛するサッカー場 ⑯我が県サッカー界の聖地 ⑰赤Jクラブのホームスタジアム!
正解は、「我が県スタジアム」っ!
その〝聖地〟に行って来た。メインピッチで行なわれる「平成20年度新人体育大会 兼第21回県民総合体育大会 兼第18回テレビ我が県杯争奪サッカー大会 決勝戦」を見るためだ。ん? いったい何のサッカー大会かわからないって? 平たく言えば、「平成20年度 中体連新人戦 決勝戦」。つまり、部活サッカーの新人戦・決勝だ。
対戦カードは「私立SE中vs.S市立TK中」。
公立の中学に子どもを通わせている親としてはTK中を応援しに…と言いたいところだけれど。そうはいかない。なんてったって、SE中サッカー部は、「11期生キャプテン&Hコーチの息子&息子の友達」=Hクンと「僕の親友兼飲み仲間であるTさんの息子&息子の友達」=JNクンが在籍しているチームだ。勝てば、サッカー王国・我が県の中学部活NO・1。これを見ずして何を見るっ!
頑張れ~っ! 闘えよ~っ! Hクン&JNクンっ!
寝坊して9時に起床した関係で県スタに9時58分に到着。車から全力疾走して10時のキックオフにようやっと間に合う。メインスタンドのド真ん中・前から10番目の席を確保し(空いていたからね、苦笑)、ジックリと観戦した。試合展開? まず前半、TK中が先制。前半終わり間際29分、SE中がJNクンのゴールで同点に追いつく! 前後半60分で決着はつかず、10分間の延長戦へ。延長前半の0分。TK中の鮮やかなミドルシュートが決まる。そのまま試合終了、2-1でTK中の勝ち。HクンとJNクンにとっては、残念な結果となったが、僕は2人の活躍が見れて、満足、満足。
もっと詳しく? ごもっとも…。
ただ、これでご勘弁を。実はもっと、詳しい戦況を一度は書いた。が、〝お蔵入り〟とした。どんなに冷静に書いても、読み方によっては「事実と違うっ!」ということになりかねない。そもそも、僕自身が「頑張れ! SE中」の気持ちで見ていたしね。事実としてあるのは、あくまで上記のことのみ。
元所属チームのコーチとしてHクンのプレーの感想だけは書いておこうか。ポジションはワンボランチのボランチ。まず、視野が広くなった。ボールを受ける前に必ず2度3度首を振って周囲を確認。ボールを持ってからもシッカリとルックアップ。でもって、「えっ! そこまで見えてるの!? 」という角度の広いパスを連発。かつ、「おっ! そこに出すとは!」という縦に短い決定機に繋がるパスも通す。得意のドリブルも健在、キープ力もあり、自分で行くシーンも多くシュートも打つ。
一番進歩したのは「守備」。いやぁ、闘っていた~。何度、彼がボールを奪取したことか! 運動量豊富に動き、先を読み、そして力強いフィジカル充分の守備。なんといっても「あきらめない」姿勢がサイコー。我がチーム時代は、「柔」のイメージのみだったが、「柔」はそのままに「剛」が加わった。
よかったよ~、Hクン。去年は「8番」だったけど、やっぱり君は「10番」がよく似合う。
JNクンもよかった。1点決めたし。いやいや、Hクン・JNクンだけではない。SE中もTK中も出場した全員が素晴らしかった。我が県サッカーの〝聖地〟でのゲームに相応しいプレーを見せてくれた。そして、彼ら自身が〝聖地〟のメインピッチで決勝を闘った記憶を一生忘れないだろう。自信も絶対についたはずだ。ここで闘った経験が、両チーム全員のプレーヤーにとって、「次の段階」に生きてくることは間違いない。
そこに。県スタが〝聖地〟である本当の意味がある! と「僕は」思う。
Jリーガーになれば、そのピッチに立てる。夢を掴んだ者だけが常時立てる場所、それがサッカー専用スタジム・県スタの役目ではあるのだが。僕としては、もっと「夢に向かって進む子ども達が、成長の節目節目に、その夢の道程に〝自分が間違いなくいる〟ことを確認できる場所」であってほしいと思う。そして、夢に向かって意欲を更に掻き立てる場所であってほしい。それが〝聖地〟としての役目だろう。まっ、〝聖地〟の重みもあるから、安売りはできないので「決勝」という条件は必要とは思うけれども。あ~っ! 以って回った言い方だなあ。らしくない! この際だ、言いたいことをガツンと書いちゃおう! つまり、
クラブユースの「決勝」も〝聖地〟県スタ・メーンピッチでやってほしいっ!
クラブユースがよく使う、KBN公園メインスタジアムも最上級の場所であることは分かってはいる。「ここで決勝をやりたいっ!」と子ども達が思うであろう場所では〝ある〟。我が県クラブユースの〝聖地〟と呼んでも過言ではないだろう。だけれども。県スタメインピッチには「どうあがいても敵わない」。クラブユースが使わないor使えない理由が、きっと〝大人の事情〟としてあるのだろうが…(あくまで想像です)。今の県下のサッカー事情を正視すれば、「プレミアカップ」「U14新人戦」「全日本クラブユース選手権」「高円宮杯U15」の決勝では、「子どもの夢のために」使ってあげるべきだと〝僕は〟思う。ただ…。その場合、
毎回、「赤Jr.ユースvs.オレンジJr.ユース」になっちゃうか?(苦笑)
そうならないように、他クラブ所属選手も「決勝」を目指して這い上がれっ!!
(正確にいうと、「全日本クラブユース選手権」「高円宮杯U15」は〝今のところ〟両チームは関東リーグ所属のため県予選は免除。だから、そうはならないのだけどね)
今日の県スタは、実は〝聖地〟イベントがテンコ盛り。午前中のHクン達の「中体連・決勝」に引き続き、14時から第87回全国高校サッカー選手権 我が県大会決勝「SE高校vs.市立U高校」(3-2で市立U高校の勝ち。おめでとう!)がメインピッチで行なわれた。第2・第3グラウンドでは朝から「第37回我が県サッカー少年団中央大会」の2回戦から準々決勝までが行なわれていた。つまり、高校2チーム・中学2チーム・小学生16チームが〝聖地〟で自分の位置を確認し、その薫陶を受けたわけだ。
〝聖地〟県スタ、フル回転っ! いいね、いいね~っ!
当然、観る方もフル回転。中学決勝を観た後は、少年団大会を覗きに行った。第2では「県NO1チームvs.ISWチーム」、第3では「鬼平チームvs.UOチーム」の真っ最中。どちらを観る? 両方とも観たいっ! と中央通路の植え込み越しに観戦。午後は、既に進出を決めている我が地区代表・Uチームの準々決勝に、前記2試合の勝者同士の戦い(結果、県NO1チームvs.UOチームになり、県NO1チームの勝ち)もあって、でも高校の決勝も観たいし…。
考えただけで疲れてしまった…(苦笑)。まだ病み上がりだし…。
疲れたカラダを癒やすために、そのまま帰ることにした。ゆっくり飲みながら、高校サッカーの決勝をテレビで観ればいい。時計を見ると13時。よしよし、14時には家に着く。順調に車を走らせ、10分前には「ただいま~っ」。すぐに新聞のテレビ欄を確認する…。なっ、なに~っ! 18時半からの録画放送? ナマじゃないのか…?
我が県テレビが〝聖 放送局〟になる日を願う…。
※ちなみにHクン達の試合が11月23日19時~我が県テレビで放映される。
やるじゃん!〝聖 放送局〟に一歩前進!
- [2008/11/16 23:27]
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