2008.11.04 Tue
演説。
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次期アメリカ合衆国第44代大統領に民主党・オバマ氏がなることが決まった。夜のニュース番組でオバマ氏の「勝利宣言」を聞いたが、実に素晴らしかった。全然関係ない日本のA市という片田舎に住む僕に鳥肌さえ立てさせてしまう演説。さすが、アメリカ大統領になる男。
世界のリーダーたるもの、このくらいの説得力が言葉になくてはいけない。
自分の身を振り返る。どうも、周りからは、「ケッコウ弁が立つよね~」と思われているらしい。が、冷静に自己分析すると、僕は弁が立つというよりは、弁を勢いで流すタイプだ。なんか、こう書くと「水洗便所」みたいだが(笑)。声の大きさと言葉の勢いは十分だけれど、言いたいこと・言霊をキチンと論理立てて「話し言葉」に込めることができない。
分かりやすい例で言うと。ハマコーみたいなものだ(笑)。
実は、先日も書いた菅平の大会で。後援社ということで閉会式の挨拶をさせていただいた。突然の指名ということもあって、アガリまくって…。あっ、これって言い訳か?(笑)。とにかく、言いたいことが全然、言葉にならなくて、聞いてる方にチャンと伝わらなかったらしい。
「らしい」というのには理由があって。この挨拶を新潟FチームのSさんが「素晴らしいっ!」とブログで取り上げてくれているのだが…。これが、見事に僕の言いたかったことと乖離してしまっている。Sさんの名誉のために書くが。これは、Sさんが悪いのではない。
僕がハマコーだからなんだよなぁ…(苦笑)。
まあ。文章にすると、僕の場合、多少は意味が通じるようになる、とは自分で思っているので…。改めてだが、「第2回 我が社旗争奪 北信越チャンピオンシップ 少年サッカー大会」に来ていた子ども達に、このブログ上で再度、メッセージを送ろうと思う。
誰か読んでくれるかなぁ…(苦笑)。
『今日一日だけですが、キミ達の試合を見させていただいて感じたことを話させていただきます。
常々、私は「サッカーって何て〝理不尽な〟スポーツなんだろう…」と思っています。考えてみてください。〝手を使ってはいけない〟のですよ? ヒトが生きていく中で一番頼りにしている「手」を使うことができない…。そんなスポーツ、他には見当たりません。「手」以外の部分でボールを止め、主に足を使ってボールを運び、シュートを打って得点をする。ねっ、そう考えると、サッカーって〝理不尽な〟スポーツだと思いませんか?
「だから、面白いんだよっ!」。
そう、その通りです。なかなか自分の思うようには進まない、行かない、自由にならないから面白い。間違いなく、その理不尽さ自体がサッカーの魅力なんです。今日のキミ達は、その〝理不尽さ〟に負けず、それを逆に楽しんでプレーをしていた。それどころか、〝理不尽さ〟から自由になりつつあるチームさえあった。手を使わずにボールを操るということが、どんなに〝理不尽な〟ことであったとしても、その〝理不尽さ〟自体を楽しみ、ウマくなろうと挑み、そして練習・努力を続ければ〝理不尽な〟ことも〝理不尽〟ではなくなる。
そのことを今日、キミ達は私に教えてくれました。
キミ達が大人になると分かることですけれども。世の中、〝理不尽な〟ことだらけです。自分の思うように行かないことだらけです。でも、大丈夫。君たちはサッカーという、とてつもなく〝理不尽な〟スポーツに対し、楽しみ、ここまで努力ができ、その結果、〝理不尽さ〟から開放さえ、されている。だから、キミ達は、世の中の〝理不尽な〟ことに対しても、逃げることなく挑み、それどころかそれを楽しみ、解決できる努力を行うことができるっ! そう確信いたしました。
今、世の中は、暗いニュースばかりで覆われています。新聞を読んでいても、この国は大丈夫なのだろうか? と毎日、考えてしまいます。でも、この国には、こんなにもたくさんの〝理不尽さ〟を苦もなく楽しめるサッカー少年たちがいることを今日、確認できたわけです。この国を、そんなキミ達に任せれば、これは安心ですっ!
だ・か・ら。日本の将来は安泰だあっ!』
それにしても。心配なのは。1000人近くの子ども達が集まる大会、しかも、そこで挨拶もしなくてはいけないことも十分考えられるのに…。なぜ、こんなハマコーな僕を出張に行かせるのだろう、ウチの会社は…。
会社の将来は安泰じゃないかも…(苦笑)。
- [2008/11/04 23:04]
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