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    「おだまりっ!」 

     まっ、雨の旅も悪くはない。


     新幹線のホームに降り立つ。改札方面に歩き出す。麻生総理バリに口を〝へ〟の字に曲げて。背筋を伸ばしながら。そう、あの歌手になり切って、知らぬ間にあの名曲をハナウタっている自分がいた。


     ♬思い出の夜は~ 霧が深かった~♬ 

     
     というわけで。新潟にいる。遊び? うにゃ、出張。某少年サッカーの任意団体から「大会の後援についてくれません?」という依頼を受けたので詳細打合せをしにやって来たのだ。ただし、新潟は僕の担当地域ではない。だから、今回の僕の仕事は弊社・新潟地区担当と、団体責任者を引き合わせるのが目的。気楽といえば気楽な出張。まっ、病み上がりだから、ね。

     だけど、「せっかく新潟に来たのだから。どこかを見に行こう! 」という気持ちは当然あって。行ったところがある。かねてより訪れたかった「グランセナ新潟」のグラウンドだ。残念ながら、早い時間であったため、ジュニアユースの練習を見学することは叶わなかった。が、素晴らしいサッカー環境は目にしてきた。天気は雨。またハナウタがつい出る。


     ♬今日も雨が降る グランセナよ ♬

     
     我が県の郊外のスーパーマーケットほどの広さはある200台分の駐車場。そこにクラブ専用のマイクロバスがデンと2台止まっている。ピッチは大人サイズが2面。国際基準最新のフカフカ人工芝が張ってある。両ピッチ横には簡易型だがスタンドも組んであって。照明も立派なものが備えてある。奥のピッチの横には、道路を挟んで、テントを天井に張ってあるフットサルコートが2面。これも同じフカフカ人工芝。その手前には屋外型の砂入人工芝が1面。その手前には2階建てのクラブハウス。図々しく2階に上がったのだが、そこでまたビックリ。レストランがある…。窓側はオープンテラスになっていて、そこから試合が観戦できるようになっている。 は~っ…。ためいき出ちゃう…。J並…。totoBIGで6億円当っても、ここまでの施設は造れそうもない…。


     ♬出会いの前に現れた 大きなクラブよ~♬

     
     「入れ物がどんなによくても…。サッカーはどうなの?」。う~ん、それは結局、練習を見られなかったので何とも言えない。ただ、ジュニアユースに関しては「おそらく、いいチーム」だと〝僕は〟考える。これは以前も書いたが、ブログ、特にジュニアユースの記事を徹底的に読んで欲しい。時間がない人は以下の日付の記事だけでもいい。【07年4月16日・17日・7月1日・08年8月10日】。少なくても〝僕は〟「チームの良い・悪いは別にして。新潟に住んでいたならば、この記事を書いたコーチに子どもを預けたいなぁ!」と思った。

     その人。井田勝太郎。静岡学園・井田監督の息子だ。ちゃんと年齢を調べたわけではないが、まだ30歳前だろう。に、して、だ。その圧倒的なサッカー知識・驚愕的な読書量・文章から溢れ出す人間性。何より、生活態度も含めた人としての、そしてサッカープレーヤーとしての〝姿勢〟を重視する考えは、僕の心根を激しく揺さぶる。残念ながら、「強けりゃいい」「上手けりゃいい」と言ってはばからない指導者が圧倒的に多いこの時代に。実に清々しい。


     ♬ああ 井田さんに井田さんに 会いたかった街~♬
     ん。新潟ブルースの1番、歌い終った(苦笑)。


     仕事に戻って。夜は懇親会。サッカー談義に花を咲かせ、楽しい時間を過ごした。新潟の指導者は旧知の仲とはいえ、やはりアツイ。歌に託せば、こんな感じ。

     
     ♬ 楽しい夜を みんなで過ごしたね
       熱く語り合った 古町通り
       とっても美味しい 日本酒で
       力をつけた
       ああ 思い出の思い出の 新潟の指導者(ひと) ♬


     ん。新潟ブルース2番も歌い終った(苦笑)。

     3番も歌いたいところだけれども。今回は辞めておこう。次回、新潟に行く時のために取っておく。その時のために。井田ジュニアの言う通り、僕も毎日、カラオケで練習、練習あるのみだっ!

     次回、新潟に来た時は。完璧な美川憲一のマネで 「新潟ブルース」を歌いたい(笑)。




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