2008.02.22 Fri
克己。
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久々に例のBBSに書き込みをした。スレッドは「U-10(4年生)市町村チャンピオン パート2」。番号は120。もう一度、とてもここに書く気には、バカバカしくてとてもなれない。なので、興味がある方は、BBSに行って、そちらで見てほしい。他のチームの方にまでは、どうこういう気はない。ただ、いい機会なので我がチームの関係者・保護者には強く言っておきたい。少なくても我がチームでは、
自チームのことを、この掲示板で良く書くことは、絶対にしないでほしい。
どうせ書くのだったら、自チームへの罵詈雑言を書くほうがいい。
厳しい言葉は糧になるから。
弁解を先にしよう。115番が我がチームのことをほめているので、僕は120の意見を書いた。僕は115番が我がチームの関係者・保護者だとは99.999999999999999999999%、思っていない。思っていないが、万が一、いや1兆が1、そうだったとしたら、我がチームとして、とても恥ずかしいことだと僕は考える。また、書いたのがウチの関係者でないとしても。ウチの考えとは大きくかけ離れていて、他チームに誤解を生むのはイヤだ。なので、「我がチーム 本名」と実名で諌めた。
ちょっと前に同じことをした人がいる。KSC・U13T監督。KSCSがJジュニアユースに負けたときにBBSに「KSC擁護発言」が書かれた。T監督は、すぐさま「Jのほうが上手い。KSCがヘタで弱いから負けた。KSCは次に向けてガンガン行くだけ」(確か、こんな内容だったと思う)と書いた。
「息子をKSCに入れてよかった。この人に預けてよかった」。そう思った。
「育成年代だから、勝ち負けは別」とよく聞く。でも僕は、そう思っていない。「育成年代だから『勝ち』『負け』は大切」と思っている。この間も書いたが、勝ちと負けを比べれば、勝ちの方がいいに決まっている。「負け」は「負け」でしかない。勝つにこしたことはない。ただ、負けることはある。相手が強ければ負けるのだ。問題は負けた時にどう思うか?だ。素直に負けを認めること。認めなければ、次のスタートは切れなるわけがない。負けを認めないチームが次に勝つことはありえないのだ。言い換えれば、「負け」を利用できるか?否か?がコーチ・監督の力量となる。
そもそも。勝者を称えるのがスポーツの基本だろう。
敗者に与えられるのは次の挑戦権で充分だ。
我がチームとしては、確かに4年生には大きな期待を寄せている。ただし、それは6年にも5年にも3年にも、1・2年生にも同じく、である。それ以上の何ものでもない。もうちょい、カッコつけずに正直に書こうか。どの学年に対しても「チャンピオンになれっ!」とは思う。がっ、チャンピオンになる前に「我がチームはチャンピオンではないが、強い」と書かれて、何を喜べというのか? 今は「敗者」の立場だ。「悔しければ練習しろ!」が全てだ。まずは、己に勝て。そして、チャンピオンになった時、「おめでとう!」と言われれば、それでいい。
ただし、掲示板ではなく、直接、言われることを強く望む。
確かに、あのスレで話題になれば、すごい反響があるだろう。「試合をしましょう。うちもそこそこ強いので」。そういう誘いがたくさんあるだろう。実際、今、KOチームに対する誘いはスゴイ数と聞いている。また、一昨年・去年、我がチーム10・11期生も、そこそこ強かったから、そのような誘いをたくさんいただいた。それは、それでいい。誘いを受ければ、ウチはそれに全部応えようとする。いただいたお誘いを理由なく断ることは絶対にしない。当たり前だ。ただしっ!この一言だけは今でも必ず言わせていただいているし、これからも言うと思う。
「強い弱いでなくて。いつまでも『チームとしての我がチーム』とお付き合いをください」。
「強いチームと試合がしたい」。その考えは、分からないでもない。なぜなら、ちょっと前まで僕は、その考えで動いていたことがあるから。嘘をつくのはイヤなので正直に言おう。「どうやったら、県NO1チームと試合ができるか? どうやったら鬼平チームと試合ができるか?」と、それだけを考えていた時期もある。「少しでも、強いチームとやらなければ、この子達はウマくならない」、そう考えていた。果たして、それは正しいことだったのか? それでチームは強くなるのか?
否っ!
相手チームが強かろうが弱かろうが関係ない。どんなチームであったとしても、敬意を持って闘う。我がチーム側もレギュラーだろうが控えだろうが関係なく、出場する全員が誇りを持って、常に全力で闘う。己に厳しくあれ。それができなければ、決して強くはなれない。
裏を返せば。我がチームが強かろうが弱かろうが、敬意を持って常に全力で闘ってくれるチーム。そういう礼儀を尽くしてくれるチーム。己に厳しいチーム。それが本当の「強さ」を持ったチームではないだろうか?そういうチームとは、そのチームが強かろうが弱かろうが、
命を懸けて添い遂げたいっ!
いっ、いかん…悪い癖が出て、多少オーバーになった。要は、いつまでもいつまでも、ウチと仲良く、一緒にサッカーを楽しみたいっ! そんなチームとお付き合いがしたいのだ。我がチームと試合がしてみたいっ!と思う皆さん。どんどん、ご連絡をくださいっ!
ウチのお手本は県NO1チームだ。考えてみてほしい。県大会にたった2回しか出たことがない、しかも2回とも1回戦負けの我がチームと何故、全国にその名を轟かす県NO1チームが試合をしてくれるのか? 「試合してください、なんて言えませんよ。力が違いすぎます」と僕はM先生に言う。すると、こういう答えが返ってくる。
「あのな。マリノスやヴェルディとの試合で得るものは、すごくある。同じように、貴チームとの試合で得るものも、すごくある。ウチにとって、得るものがないチームなんて1つもない。どんなチームからでも、教えてもらうことは、たくさんあるんだ。それが楽しい。もし、貴チームが、それを分かって、そして続ければ強くなるよ」。
サッカーは、もちろん。
指導者・保護者の心の持ち方も含めて、県NO1チームへの道は険しい…。
でも、頑張ろうじゃないかっ!
そういえば、ウチは、もう片方の横綱をお呼びしての練習試合をしたことが一度もなかったな…。初対面に近いが、お願いしてみようかな? 受けてもらえるだろうか? 侠気(おとこぎ)あふれる方だから、弱いウチの誘いでも、日程が空いていれば受けてもらえるかもしれないが。一応、念のため小道具を買って、嫁に着けさせねばなるまい。
青いコンタクトと金髪のカツラを! ダメか…美女じゃないから(笑)。
- [2008/02/22 23:44]
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