2008.02.23 Sat
3本の矢。


実は、嫁が20日(水)から入院している。みなさんに心配を掛けるとマズイので、最初に言っておくが、たいしたことはないし、そもそもたいした病気じゃない。2~3日後には退院して普通に生活を送るだろう。21日の夜から、僕の両親が来てくれているから、子どもたちの生活にも支障を来たしていない。
いないが…。さすがに20日と21日夕方までは戦争だった(苦笑)。
特に21日の朝。3人にメシを食わせねばならない。そして、息子と長女を学校に送り出し、次女を幼稚園に送って行かねばならない。掃除は夜やるにしても、サッカー泥んこ息子の練習着を含めた山のような洗濯もしなければならない。全部終ったら、今度は自分が仕事に行かねばならない。そのくらい、簡単だよ~と思ってはいけない。何がどこにあるのか?全く分からないのだ。お茶碗1個を用意するのに、食器棚全部を探す始末。アタフタと家事をこなし、家を出た。電車に乗って初めて気が付いた。
あっ!ジャケットを着てない…(苦笑)。
そんな僕に比べて、娘2人はスゴい。お茶碗だろうが、箸だろうが、どこにあるか全部、判っている。洗濯物もキチンと畳んで、あるべきところにあるべき姿でチャンとしまう。やれよ!とも言っていないのに「雨戸、閉めたよ」「お風呂、洗ったよ」と小学2年生の長女が言えば、「階段の掃除したよ~」と幼稚園児・次女が報告してくる。サスガに生意気チュー坊・、息子は何もしないだろうと思っていたら、「食器、洗っておいたから」というメモが残っていた。前に嫁が入院したのは2年前。親と違って、子どもは2年分の成長をしている(笑)。
家族が力を合わせれば、どうにかこうにか生活できることがよくわかった。
子どもたち、ありがとう。
力を貸してくれたのは、家族だけではない。我がチームのみんなからも協力をいただいた。今日は1・2年生がUチーム主催大会に参加の日だった。MRコーチは最初から仕事で行けないことは分かっていたので、僕が引率する予定だった。でも、サスガに行けそうもない。主任コーチ全員にMAILすると、みんなから「誰々が行きます」と返事をいただけた。HコーチやOコーチ、H2コーチ、Mコーチ、MMコーチに至っては「自分のチームは他コーチに見てもらう。僕自身が行きます」と返事をしてくれた。結果としてMコーチ、MMコーチ、Kコーチが引率、審判、全てをこなしてくれた。
感謝にたえません。皆様、ありがとうございました。
「人は1人で生きていない。みんなで助けあって生きている」。それは、分かっているけれど。実際のところ、何も言わない関わらない、そのくせ文句だけは一人前という人が多かったりする。我がチームにだって、そういう人が皆無とは言わないけれど。そういう「自分だけ」という人が非常に少ないことがウレシイ。
この恩は忘れない。
誰かが困っていたら、今度は僕が何よりも優先して、みんなを助けよう。
マジメな話なので、いつものように〝オチ〟で閉めるのは止めようと思う。その代わり、質問をしたい。息子が20日の日に「KSCの練習に遅れてでもお母さんの見舞いに行きたい」と言った時、「ふざけんな。こんな時だからこそ、必死に練習して来い。いつもの倍、声を出して来い」と答えて練習に行かせた。
KSCの選手諸君。
息子は、その日、いつもより大きな声を出して頑張っていただろうか?
- [2008/02/23 23:09]
- 自分と家族と生活のこと |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
トラックバック
この記事のトラックバックURL
https://halusaka.jp/tb.php/554-2b578a06
- | HOME |