2005.04.29 Fri
「リング」。

初夏。GWは天気がいいらしい。「目に青葉!」がとても眩しい。
これからの季節。休み明けに会社に行き、取引先に行くと必ず言われることがある。真っ黒に日焼けした顔を見て、「OVER SEAですか?」。残念ながら、そんな金も暇もありませ~ん(笑)。「OVER RIVER」が関の山。と、いうわけで、GW初日の今日は、「川向こう」に遠征に行ってきた(笑)。
とても不思議なことなのだが、A市と川向こうの市との少年サッカー交流は、あまり話を聞かない。近いのだから、もっと交流があってもいいとは思うのだけど。僕個人としては力強い印象の「県西部地区」のサッカーはとても「好き!」なサッカーである。
おおっ!と。県西部地区の話は、また別の機会に。今回は「暑さ」の話。
今日は「初夏」どころか、「マナツ」だった。おそらく、気温は32~34度くらいあったのではないか?当然、ピッチの上はもっと暑い。そんな中で、「少年サッカー」をすることは「危険」を伴うのは周知の事実。コーチとしては細心の注意を払いながら、ゲームをやらせるのは当然のことだ。
ただ~し!今日は「ちょっと違った意見」を言いたい。これは、あくまでも「今日の我がチームBチームコーチ陣」の意見である。「そりゃ、ちょっと違うんでないかい?」という意見もござろうが、ご容赦を願いたい。
3試合目が終わって。一人の子が「カラダが熱い。。。」と言い出した。すわっ!すぐに横にならせて裸にして、氷でカラダを冷やす。実質1試合半しか出していないとはいえ、かなり、「頑張って」走っていた子だから、心配である。とにかく、適切な処理をしなければならない。懸命に僕とYコーチで面倒を見た。すると。。。さっきまで、横ではしゃいでいたヤツラが、「僕も」。「僕も」。「僕も」。「僕も」。「僕も」。ちょっと待て~い!と言いたい気持ちを抑えて、6人くらいに同じ手当てをする。無理をさせるわけにはいかない。子供の場合、「本当か?嘘か?」は重要ではない。「嘘が本当になること」は彼らの精神構造上、あり得る話なのだ。だから、それ以上、運動をやらせるわけにはいかない。
とはいえ。お~い、お前ら!ちょっと根性なさ過ぎじゃないかい?対戦相手は全員、平然としている。さらに状況を言うと、ベンチにテントを立てているのは我がチームのみ。つまり、我がチームの子達は試合に出ていない子は「全員、日陰にいる」。相手チームは、日なた。でも全員元気。なのに、一人が倒れただけで。次から次に。精神状態が全員にウツルから、ゲームに出ている子供のプレーも冴えないものになってくる。
子供の場合、この「ナーバスの連鎖反応」が凄くある。僕が言いたいのは。「根性なしっ!」ということではない。「ナーバスの連鎖反応」は仕方がないことだから。問題は「倒れる原因」である。
「朝ごはん食べてない」。「昨日、11時半までテレビ見ていた」。「ゲームがやめられなかった」。「遅くまで勉強していた」。だいたい、そんなところが「最初に倒れる子」の原因。はっきり、親御さんにも言いたい(と、いうか父母会では言っている)!そういう時は、「来させないで欲しい」。倒れる子、本人はいい。倒れる原因が本人にあるのだから(とはいえ、そんな冷たい反応しないけど。命に関わる場合もあるから)。でも、周りはたまったもんじゃない。コーチもサッカーどころじゃなくなるし、他の子に与える「ナーバスの連鎖反応」のことを考えたら、「休ませる」のが当たり前のこと。
強いチームは。この「連鎖反応」がないチームなのだけど。本当は。人に左右されることなく、キチンと自分を保てる精神力が「ハートの強い」チームに繋がるのだ。「涼しい顔」で真夏を過ごせる精神力が欲しいなあ。我がチームBチーム、まだまだ、だなあ。。。
本人の名誉のために。今回、最初に倒れた子は生活に問題はなかった。純粋に頑張ったから。
暑い時期を迎える。まずは家庭で。「しっかりした健康管理」をして欲しい。本人のためは当たり前だが。「チーム」のためにも。
- [2005/04/29 17:42]
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