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    タイトルは「全国ヨシオ式サッカー術」。 

    のち 長袖じゃないと寒い毎日。


     ちょっと前のことだが、「インド式計算術」というものが流行した。たくさんの本が出版されたので知っている方も多いだろう。

     インド式に則れば、2ケタ同士の掛け算もあっという間だ。75×75を例に取ろう。1の位を足すと「10」になり、10の位が同じである時に使える法則を使う。まず1の位を掛けて5×5=25、次に10の位の数字とそれに「1」を足した数字を掛ける。つまり7×(7+1)=56。で、10の位で計算した56と1の位で計算した25を単純に並べると…。

     あら不思議、5625は正しい答え。

     もういっちょ行くか。10~19の数字同士の掛け算だと、この手が使える。では、13×19を例にする。日本人だと20×13-13=247と導き出す。これをインド人は13に「19」の1の位である9を足す。そしてそれを10倍する。つまり(13+9)×10=220。これに1の位同士をかけたものを足す。3×9=27を足すのだ。で先ほどの220に27を足す。220+27=247となる!

     「インド人もビックリ!」ではなく「日本人もビックリ!」だ。
     (40代以上にしかわからないギャグか?)。

     当ったり前の話だが、こんなことは算数もしくは数学の教科書に載っていない。ちなみにインドでも載っていないそうだ。でも、大抵のインド人はこの計算方式を使う。より簡単にできればそれでいい。「教科書に載っていることが全てじゃないよ~」(某インド人)。

     これこそ「知恵」だ。

     サッカーも同じ。教科書が全てじゃない。我がチームの某学年にヨシオ(仮名)という子がいるのだが、コヤツが、やったらヘディングシュートを決める。あまりに決めるので某コーチがヨシオに「なにかコツがあるのか?」と聞いた。すると、「ん?簡単だよ。こうすればいいんだ。あのね…ゴニョ、ゴニョ、ゴニョ…」「え~っ!? そんな簡単なことなの?」「うん!」「でも、そんなこと、どのサッカー教本にも載っていないぞ?」「でもホントなんだもん!こうするとヘディングシュート決まるんだもん!」「そっかぁ~…」。

     で、その話を先日、某コーチが僕にしてくれた。ホントに~? 半信半疑だったが、「今度、やってみろ!」と息子に話した。息子も「え~っ?」。同じく半信半疑。でも「やってみなきゃわからない。次の試合でやってみよう!」という結論になって…。で、つい先ほど来た息子からのMAILの内容がこれ。「今日、試合でヘディングシュート決めた」。

     ヨシオ式ヘディング術、恐るべし!インド人もビックり(笑)。

     ヨシオ術式ヘディング術が全般的に通用するかどうか?は甚だ疑問ではある。あくまでヨシオの感覚の言葉であって、それが、たまたま息子にはシックリ来ただけのことかもしれないしね。でも、やたらコムズカシイ教科書本よりも・やたらシチメンドウなコーチの言葉よりも、きっと子ども達には届く可能性が高い気がする。全国の1つの技に長けた「ヨシオ」を探し出し、取材して回って、1冊の「知恵」本にしたら売れるだろうなぁ(笑)。

     えっ?「ゴニョゴニョ」の内容を教えろって? えっとねぇ、それはね、そんなたいそうなものではない…。たいそうなものではないけれども…あえて、今日は書かないでおこう!

     いつか売り出される本には、きっと書いてありますよ!(笑)。


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