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    目標、1年。 

    ときどき 絶好の運動会日和。


     一輪車に乗れるようになること。これが、我が家の子どもが幼稚園の時に課せられる宿題だ。

     上2人が通い、次女も現在通っているA市にあるH幼稚園では、体育の授業に一輪車を取り入れている。年中さんの秋ぐらいから始め、年長の今の時季くらいになると、大抵の子が乗れるようになる。まあ、今の時代、「幼稚園で一輪車」は特別なことではないだろう。テレビのニュース映像等で「幼稚園児が一輪車に乗っている図」はシバシバ目にすることがあるからね。このブログを今読んでいる方の中にも「ウチもそうだよ!」という人は多いと思う。

     通っている幼稚園でこういうことをやっていただけることは、預ける側としてはタイヘンありがたいことだ。バランス感覚を磨けるし、そしてなんといっても「やればできる」ことを分かりやすい形で子どもが楽しみながら体験できる。

     努力の「ど」の字を学んでいると僕は思っている。

     だから、「宿題」とウチでは位置付けているわけだ。息子は、あのデカイ図体をして今でも上手に乗る(だろう。最近乗れるサイズの車体自体がウチにはない)。一番上手いのは長女。細かいスラローム、ストップ&ダッシュ、そしてバック走行まで器用にこなす。問題は次女だった。なにせ、この間も書いた「お気楽ちゃん」だから、全然っ練習をしない(苦笑)。確か5月くらいに見たときは5mくらいしか進めなかった。それでも、この間の運動会の予行演習で見たらまだまだではあるけれど、大きな円ならスイスイ描けるようになっていた。

     子どもってスゴイっ!

     いまさら、「スキャモンの成長曲線」だなんだと教科書的なことを書くつもりはない。が、子どもの頃に覚えたことは生涯「できる」ことは事実。で、さらにスゴイのは大人が100かかるところを子どもは10以下の時間でそれをできるようになってしまう。だから、その「スーパーな時期」は子どもの頃に覚えねばならぬことに使うべき。

     大人になってから覚えればいいことは大人になってやればいい。

     サッカーで言えば、「速く走ること」「オフザボールの動き」なんてことは、いつでも矯正できる。だから後回しい。ボールを扱う足での技術を体得することが小学生年代、特に4年生くらいまでは一番重要になってくることだろう。そこを考えれば、「今、何をやらねばならぬか?」は自然と見えてくるはずだ。ここを間違えるととんでもないことになる。みなさんは、その辺をよく考えた方がいい。失敗した僕が言うのだから間違いない。

     おかげで、息子はエッライ苦労を、今している…(苦笑)。

     今日は幼稚園の〝本番〟運動会。我が家にとっては6回目、そして最後の幼稚園の運動会。先日、予行演習で見てしまったが、それはそれ。頑張って一輪車に乗れるようになった次女の晴れ姿を楽しみに出かけた。競技が進み、待ちに待った「こんなに一輪車に乗れるようになったよ!」コーナーを迎えた。ここで、とんでもないサプライズが。「では、子ども達の前に『一輪車がどんなに難しいものか?』を保護者のみなさんに見てもらいましょう!」。

     「父母会長のコーチさん! やってみてください!」。

     へっ? え~っ? 
     またぁ…。僕の断れない性格知っててそういうことを言う…(苦笑)。

     もちろん、やらせていただいた。子どもとの対比にゃ最高の素材だもん。おこちゃま達が輝くためには何でもやるよ~。結果? 乗れるワキャないじゃん! ケガしなかったかって?大丈夫。子どもの頃、キーパーとラグビーで転ぶ練習だけは十分に積んでいるから(笑)。ただ、悔しいのは悔しい。なので、ここに宣言したい!僕も一輪車の練習をするっ!

     果たして何年で乗れるようになるかなぁ…?(苦笑)

     

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