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    どうしても「ウン」といってくれない…(苦笑)。 

     どうもハッキリしない…天気。


     子育ても数をこなしてくると、いい意味でも悪い意味でも、「いいかげん」になってくる。

     ウチの場合。ご長男さまが赤ん坊の時にはイチイチ風呂の温度を測り、「たまひよ」を毎号購入し、離乳食にも凝り、着せるものだって高額な新品ばかり。2人目の長女になると、かなり「まっ、いいか?」の要素が入ってきた。ただ、2人目とはいえ、初めての女の子。キャワイイ服を着せ、チョーよハナよ、と育ててきた。そして、3人目次女の時は…。。風呂の温度を測ったことはない。育児書なんて買ったこともない。特別に離乳食を嫁が作ったのも見たことない。着せるものは当然、全てお姉ちゃんのお古ばかり。

     書いているだけで、なんかカワイソウになってきた(苦笑)。
     
     勉強の面も同じ。幼稚園の年長さんの時で比べてみた。ご長男さまの時には、簡単な漢字までビシバシ教えた。長女の時には、ひらがな・カタカナの読み書きまで。次女は…というと、「本人のやる気」にまかせるか…という状態。当然、遊ぶことに忙しくロクに読み書きなぞするわきゃない。さすがに先日、不安になって「次女ちゃん、オマエ、字の勉強しないと小学校に入れてもらえないぞぉ~?」とチャチャを入れてみた。すると、彼女は一言。「だいじょうぶ! ワタシは足が速いから~。それでいいじゃん?」。

     ったく。逞しく育ったものだ(苦笑)。

     各家庭それぞれの考え方、やり方があるわけだから、一概に「親のいいかげんさが逞しさを引き出し、それがいい方向にでている」とは断定はできない。だが、色濃く影響を及ぼしているくらいのことは言ってもいいだろう。杓子定規にはまった育児よりも、「まっ、なんとかなるさ」くらいの気持ちをもっての育児の方が子どもは伸び伸びと育つのかもしれない。前にも書いた(⇒ココ)が、サッカー界でも大成している選手に「一番上の子」は少ない。プレッシャーを入れずに「まっ、なんとかなるさ」くらいの気持ちでサッカーをさせてやることが〝もしかしたら〟自分の子をJリーガーに育てる秘訣なのかもしれないよ?

     そもそも、いいかげんは、「いい加減」と書くのだから。

     息子たち11期生を送り出し、今、「熱くならずに」低学年の面倒を見ていると余計にそう思えてくる。「オレが全てを教えてやる!」「ウチの方がキチンとしたサッカーを教えられる」…。そんな言葉がいかに空しい言葉であることか。そんな言葉を使わずに、決して子どものいいところをイジクリ回さずに、ノビノビと長所を伸ばすサッカーをさせてあげること。それでいて、子どもの方から「上手くなりたいよ~」「強くなりたいよ~」と学ぶことを欲っするように仕向けられること。これがきっと、いい指導者なんだろう。

      まだまだ、道は遠いなぁ…(苦笑)。

     今日は次女の通う幼稚園の「運動会予行演習日」。彼女の言う〝勉強なんかできなくったって、足が速けりゃそれでいいじゃん〟がどれほどのものなのか? を確認しに行ってみた。息子もそこそこだし、長女だってリレーの選手。だから、次女もと思っていたが…。実際に見ると、これが全然っ速くない(苦笑)。次女よ、オマエ、話が違うじゃん? と彼女に後で話したところ、素晴らしい応えが返ってきた。「だいじょうぶ! ワタシは絵を書くのが上手だから~。それでいいじゃん?」。

     コイツにサッカーやらしてみたいと思うのは、僕だけだろうか?(笑)



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