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    極意。 

    のち 朝晩は秋。昼間は真夏!


     今日は火曜日だ。公休の日だ。夏休みも終っている日だ。朝練もない日だ。長女は学校、次女は幼稚園に行くから「お仕事で疲れて寝ているパパ」を無理やり起こさない日だ。

     好きなだけ寝るぞ~。

     ところが、子ども達が出て行くと逆に「シーン…」としすぎて目が覚めた。ん?嫁もいないぞ。次女を幼稚園に送りに行っているのだろう。さて、本格的に寝られるぞ。「シーン…」。だめだ、すっかり目が覚めている…。仕方なく起きて、ぼ~っ…としていると、嫁が帰ってきて一言いわれた。「すごいよね~、アタナタって。昨日と今日でスパッ!と生活が変えられるのは本当にスゴイ」。半分イヤミにも聞こえるが、オマエってケッコウ、

     ホメ上手だよな~。

     早めに昼飯を食べて、12時過ぎに自転車に跨る。15時までに帰ってくればいい。ふらふらと走っているとI町に出た。せっかくだから、KOサッカー代表・Tさんの顔でも見ていくか? と思って、電話をすると「KO小学校の横の公園でお祭りの電気の工事中~」とのこと。現場に向かうとヘルメットを被り、クレーン車に乗って働いてるTさんがいた。僕を見つけると「暇そうじゃん!」と〝暇ではない〟Tさんが話し掛けてくる。ごめんね~忙しいのに。「いいの、いいの。休もうと思ったところ」。2人で公園のベンチに座って話し出す。「暑いね~」。暑いよね~。天候の話から入るのは、2人が立派な大人の証拠だ(笑)。暑いといえばさぁ~、某日記に書いてあったんだけど、この夏に売れたもの知っている?とネタを振る。「ビール?」。んにゃ、○○と○○! 「へぇ~!本当に、博識だなぁ~」。いや、だから、某日記ネタだって…。「うにゃ。それでもパッと出てくるんだから。たいしたもんだよ」。KOサッカーが強い理由がわかった。そういや、このチーム、他のコーチもそうだよな。

     ホメ上手だよね~。

     ホメられると大人の僕でも気持ちいい。子どもをホメよう! なんてのは、サッカー指導者の初歩の初歩だが、これがなかなか上手くいかないものだ。今日の夕方からの練習でも一生懸命にホメてみた。でも、いつも思う。僕のホメ方は正しいのだろうか?

     夜はホメ上手の大御所に会った。ホメる極意とは? と僕が聞くと実に分かりやすく説明してくれた。

     「あのな。ただホメてもダメなんだよ。例えば子ども全員で木の絵を書いていたとする。このとき、『うまいなぁ~オマエ』とホメてはいけない。これを聞いた周りの子が[あっ!オレはヘタなんだ~]と思ってしまう。あとで『オマエも、オマエもウマイ!』ってホメても取ってつけたようになるだろう(笑)。最初から、ポイントをホメるんだ。『おっ!オマエは木の色を描くのがウマイなぁ』『あれっ!オマエは木の感じを線で表現するのがウマイなぁ』『オホっ!オマエは空を書くのがウマイなぁ』…。探すんだ。ウマイところを。そりゃ、見た瞬間、コリャダメだ…と思う絵もあるよ。逆に、スゴクいいけど、ココをこうしたらもっとよくなるという絵もある。たけど、言わない。そしてホメる。続けてみろ、それを。知らない間に、全員がビックリするくらい絵がウマクなる。みんながホメられたいから人のマネもするんだ。サッカーも同じだよ」。

     でも、すぐに直したいところもありますよね~。言わないんですか?

    「んなもの、子どもが自分で分かっている。叱っちゃダメ!ってことじゃないんだよ。でも、失敗は叱らない。分かっているはずなのにやらないのは叱っていい。海外なんてスゴイよ。さっきまで鬼だったのに、いきなり笑顔でホメ始める。メリハリ効いているんだ。でも基本は『全員を別々に全部違うところをホメろ』だ。うまく乗せたら、子どもは力を発揮するぞ~」。

     よしっ!僕もやる。朝の嫁さんのように、昼のTさんのように、夜の大御所のように。ホメまくるぞ~っ!

     家に帰って、遅い夕食。メニューはナスとピーマンの肉詰め。美味しそうだ。箸をつける。実際、美味しい。さあ、早速、ホメることを実行だ。嫁さん相手に子ども達への予行演習だ。でも、「オマエは料理上手だなあ…!」ではダメなんだよな。さて、ポイントは何だ? ひき肉の詰め方か? 焼き方か? いや、ココだ! 今日はココが何か違う気がする。ホメるならココしかない!

     「この洋風ソースもいいけど、この和風の合わせ酢が最高だね! 暑かったし、サッパリ食べたいから。考えたね~。調理にスゴク合う、合わせ酢じゃん。オマエ天才じゃない?」。「ありがとう。でも、それミツカンよ…」。

     まずはポイントを見抜く目を養おう(苦笑)。


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