FC2ブログ

    タンポポ。積乱雲。いわし雲。北風。 

     前日の雨が。いい感じのお湿りになっていました!

     
     今日は、「A市新緑杯」初日。予選が終わって、学校に帰って来て、いつものように「その日の反省会」の終わり間際に。Hコーチが、子供に問いかける。「今日は何の日?」。すかさず、「ケンポウ記念日!」。うむっ!ジョーシキだ。「あさっては?」。すかさず「こどもの日!」。まっ、トーゼンだな。そこで僕が「じゃあ、明日4日は?」。シーン。W君が一人で手を挙げる。「コクミンの休日」。正~解!さっすが、弁護士志望(笑)。

     世に言う「ゴールデンウイーク」。こんな時まで「サッカー漬け」でご家庭には申し訳なく思う。まあ、強制はしていないけど。「大会ですっ!」って言っているのだから強制しているみたいなものか?(笑)。考えてみれば、春夏秋冬「サッカー、サッカー」である。いいのか?って今更、問いかけても仕方がない。現実、そうなんだもの(笑)。だからこそ、僕とHコーチは、上のような会話を子供たちと、なるべくするようにしている。

     例えば。秋に。練習を終えて、アイサツの前に。「後ろを見てみよう!何が見える?」。「?」。「何か見えない?」。「空?」。「どんな空?」。「秋の空っ!」。赤く黄色く隣の大公園の木々が紅葉して夕焼けの中に映える。まぎれもない、秋の風景。美しい。「秋だよなぁ~」。

     冬に。UPを終えて。「何が見える?」。「?」。「今、君達の目に何が見える?」。「白い息っ!」。寒い中、上気した赤い顔に「白い息」のコントラストが見事にマッチしている。木にも一枚も葉っぱがない。裸のケヤキを見て。「冬だねぇ~!」。

     夏に。学校のアスファルトを皆で歩いて。「何が見える?」。「?」。「ホラっ!ゆらゆら」。「ほんとだぁ~、カゲロウっていうんだよね!」。「そう。暑いよなっ!」。「夏だもん!」。

     春に。サクラを見上げながら。キレーだね!「春だから!」。

     一年中サッカー、サッカーだとしても。目に映る季節は移り行く。「サッカー、サッカー、サッカー」がいいはずないことは分かっている(笑)。でも、子供も僕らも一年中「サッカー」をしていたいんだもの。だったら、サッカーをやりながら、感受性は感受性で育てて生きたい。どこかに紅葉を見に行かなくても、夏の海に行かなくても、スキー場に雪を見に行かなくても、お花見に出かけなくても、美しい日本の四季は僕らの周りに幾らでもある。その中で、「サッカー」をしている自分をいつも発見して欲しい。せっかく、四季のある国に生まれたのだから。

     「目に青葉。山ホトトギス、初鰹」。いい季節だ。サッカーにはうってつけのGW(笑)!

    コメント

    コメントの投稿















    管理者にだけ表示を許可する

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    https://halusaka.jp/tb.php/51-23f002b1