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    使い道。 

     すげぇ暑かったっす…。


     アルバイトをした。時給1125円。A市辺りにしては、かなりの高給だ。ただし、交通費は出ない。賄いもない。場所?色んなところに派遣される。今日、僕が行ったのは、住所で言えばA市の外れだろう。

     この高給バイト、採用には幾つか条件がある。市販のものでかまわないので、制服を自分で買って着なければいけない。作業のための道具も自分で揃えなければならない。まあ、使う人ならば、結構な頻度で使うものだから、初期投資としては高いものではない。精神的に強いことも条件だろう。取引先の見るからに屈強な若者にクレームを入れられる場合もある。それにへこたてれてしまう人は向いていないだろう。毅然とした態度で跳ねのけるのが理想だ。職場の先輩達もケッコウ、キツイかも(苦笑)。そして、何よりかなりの肉体労働。時給1125円と言えども、1日では1500円以上は稼げないと思ったほうがいい。

     高校サッカーの主審。40分ハーフ、計80分で1500円だ(笑)。

     単純計算したから1125円だが。正確に言えば、8時半に会場のA市T高校に行って、11時半に家路についたから3時間拘束。そう考えると時給500円(笑)。好きじゃなければできない。まあ、少なくてもコレで金を稼ごうとする人は皆無だろう。

     本来は、僕の場合でいうと、お金を払わなくてはいけない立場だ。だって、僕は「生徒」なのだ。あくまでも今日の主審は「授業」の一環。先生は、A市サッカー協会審判部長Wさん(2級審判員、インストラクター)と2人の3級審判。もし、その辺のカルチャースクールで換算したら、

     ビックリするような授業料を取られるのは間違いない(笑)。

     他の地域ではどうなのか?は知らないが。A市で3級を取るためには高校生、社会人の試合をケッコウな数、こなさなければならない。もちろん、主審も副審も。その上で、3級マイスター達から「ここがダメ~」「ここ直して~」「まっ、ここはヨシとしよう」等の意見を毎回いただきながら、「打たれ強く」育っていく(らしい、笑)。今日も「なんでアソコでイエロー出さないの?」と叱られた。そうなんだよな~なんで出さなかったんだろう?(笑)。まあ、この手の叱咤激励には慣れている。我がチームは審判育成に力入れてるからね。

     で。最終的に「まっ、とても『3級に相応しい』とは言えないが。試験だけは受けさせてやるか?」というレベルに届けば。3級試験の推薦をいただけることになる。その期間がどれほどか?は分からない…。そこをクリアすると、今はペーパーテストとクーパー走(12分間走)のみ。一昨年までは実技試験があって、ここでボコボコ落ちたらしい。「そう考えたら、今はチョー楽よ!」とお歴々は言うが…。数え42歳のデスクワーク従事者が、80分間、今日のこの暑さの中を高校生とタメはって、走ることを想像してみて欲しい。

     今、会社にいるが。ヒザはガクガクだ(苦笑)。

     とはいっても。全然イヤじゃない。道は険しいが、具体的な目標を持ってサッカーにかかわりあえることが、とても楽しい。「おっ?胸のワッペンの色が変わったね」なんて言われて颯爽と笛を吹ける日を夢見て頑張ろう。メタボ街道まっしぐらの体型も元に戻るかもしれないし~(笑)。

     我がチームの子ども達が自慢できるような審判になれたらサイコーだ。
     「ウチの審判カッコイイだろ?」

     さて。肉体労働対価の1500円を何に使おうか?今日は1回目だから、自分にお疲れさん!と帰りはグリーン車に乗って(750円)、2本くらい電車で飲んじゃうか? いや、待て。それじゃあメタボに逆戻りだ…。そうだ、5回分くらい貯めてadidasホイッスルを新調しようか? でもこの前、違う笛、買ったばかりだし。やっぱ、娘2人にお土産買おうっと。きっと、彼女達は言ってくれるはずだ。

     THANK YOU!(笑)



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