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    両立。 

     夜は寒いよ。


     怒り その1=バカモン!言い訳から入るとは何事だ!KSCからの帰り道。アツシとタイチが乗っていることを忘れて思わず怒鳴ってしまった。

     息子の中間テストの結果が返ってきた。僕が彼に出した条件は1つ。「範囲も狭いのだから。5教科全て○○点以上。クリアできなかったら、サッカーを考えなくちゃいかん!」。半分本気で半分ウソ気(少なくても『半分冗談』という言葉は使えない)で言った。国語だけが条件に適わなかった。

     「あのね、国語、すごく平均点が低かったんだよ。クラスでも△△点以上の子はそんなにいないと思う。○○点以上は本当に少ないと思うよ。だから、さ、いいよね?ね?」。

     素直に「ダメでした!次回は頑張ります!」とナゼ言えない?(怒)。
     テストの結果云々よりも。そっちの方が問題だっ!

     怒り その2=バカモン!なぜ、考えない!必死さが足りないから疑問を持たんのだ!家に帰ってからの嫁と息子の会話を聞いて、また怒鳴ってしまった。

     「かあさん。コーチがね、まだ決まっていないから好きにしていいよって」。「何のことだ?」。「夏季講習の話」。「?」。「KSCの予定を聞いて来いって。塾の夏季講習に申し込むから」。

     これは嫁がかなり悪いが。ロクに考えずに息子に聞かせたのだろう。ただ、何も考えずに「わかった!聞いておく!」と素直にコーチに聞く、オマエも相当のバカモンだ!

     1・2共通の怒り=だから、国語ができないのだ!
     もっと「自分で考えろ」って。

     中学生といっても、まだ1年生。小学生に毛の生えた程度ということは、わかっている。だが、なぜ考えない? 勉強もサッカーも頑張って両立させよう!というのは正しい考えだ。それは、父さんも母さんも望んでいることだ。ただ。お前自身は、どうなんだ? どっちを優先させたいんだ? サッカーだろ? だったら、なぜ自分の意志でサッカーを優先させない? 夏季講習が優先でお前は本当にいいのか!

     半分本気で半分ウソというのは、こう考えて欲しいからだ。「好きなサッカーを『自分の選んだKSCで』一生懸命やるために。僕はサッカーよりもあまり好きではない勉強もちゃんとやる…。少なくても『遠くまで行っているから仕方がない』ということは絶対に言い訳にはしないよ…」。サッカーできれば、どこでもいいとは「お前が」言わなかったのだから。そして、今でもKSCでやりたい!と思っているのだろう?だったら、必死でやらなければ。「KSCでサッカーをやるために勉強を」。実際に全教科で父さんの言った点数を取れたかどうかは2の次。そういう思いで、勉強したかどうか?が大きな問題。言い訳するくらいなら、辞めていいよ。サッカーも勉強も。

     それがサッカーと勉強を両立するということ。

     もう1つ理由がある。サッカーは、「個」が大切とは言うけれど。チームだろう? それをお前は「夏季講習に行くから、KSCの練習には行けません!」って言えるのか? 勉強は、特に「塾」の部分は完全なる「個」だ。「個」である限り、「個」の努力でどうにでもなる部分だろう。寝ずにやってもいい。移動の電車の中で必死にやってもいい。夏季講習で言うならば、いつも行っている塾以外の夏季講習に行ってもいいんだぞ? 探してやるよ、100%サッカーの時間に邪魔にならない夏季講習を。学校のテストは仕方がない。これは学校という「チーム」の部分だから。お前の都合で定期テストは動かせないよな?

     逆に言えば。勉強のためにサッカーをやってもいいんだよ。「いい学校に入るためには、運動をやっていなければ評価してもらえないから。サッカーをする」でも間違いではない。それがお前の意思ならば、尊重しよう。それはそれでけっして間違いではない。でも、その場合のチームはKSCではないだろう。必死でやっているホーム中学校サッカー部でもない。それをお望みであれば、こちらも探してあげるよ、そういうチームを。まあ、フツーはないよ、そういうチームは。学校以外の個を優先するならば、辞めた方がいいかもよ。サッカー自体を。

     どちらでもいい。それが個とチームの両立だ。

     いずれにしても。大切なのは「お前がどうしたいか?」だ。簡単に両立とは言うけれど。どちらも「主」の場合は多分、〝一兎も得ない〟可能性が高いよ。いいんだって。サッカーのために、で。やれるよ!だって、大好きなサッカーのためなんだから。そこで頑張りきれないのならば、サッカーへの思いがそこまでだったってこと。泣くなって。知っているよ、お前がサッカー好きだからこそ、必死で両方頑張れるってことは。

     必死でやって。論理的に考えれば。サッカーも上手くなる。国語もできるようになる!

     ムチだけでなく飴も用意してあげたいのだが。もし学校のテスト以外でサッカーを犠牲にすることなく全教科100点を取ったならば。買ってあげよう…。おっと。これ以上は今はちょっと書けない。だって、この部分を安請け合いすると、お前の母さんに、怒り3を思い切り父さんにぶつけられるから~。

     その場合、父さんはあまり頑張れそうもない(苦笑)。


     ☆えっと。ここのところ、言い訳が多いのですが(苦笑)。これは、我が家の場合は…です。決して、全家庭がこうあれ!というわけではありません。各家庭それぞれの考え方があっていいと思います。でも。みんなが頑張ってサッカーと勉強を両立して欲しいなあ…とは思っています。


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