2007.05.22 Tue
申請理由。

今日は火曜日。なのだが、息子が家にいる。木・金が中間テストなのでKSCを休ませていただいたのだ(土日は行った)。家族揃っての食事に娘2人は大興奮。
というわけで。久々の団欒~。
我が家の今日の夕食メニューをご紹介しよう。大量のオニオンスライス(新紫タマネギ)、タマゴと絹サヤと新タマネギの鶏肉炒め(油少なめ)、アサリと小松菜の煮浸し、カブとキュウリの浅漬け、カブの味噌汁。どれも優しい味に仕上がった。ウチの嫁さん、青い目のグラマーではなく、平安顔でペッタンコだが。
料理だけはかなり上手い。。
調理も上手いが、素材がいい。まずアサリ。ウチの女ども3人で東京湾に潮干狩りに行き、捕ってきたもの。場所だけ考えれば「江戸前」だ。といっても、多分、中国産のものを会場主が早朝に撒いておいたものだとは思うけれども。それでも、娘2人が一生懸命掘ったアサリだもの。純正たる江戸前よりも遥かに美味い。
家族で食べたいと詰まった思いがダシに出ている。
続いて。野菜類。キュウリ以外は、全部土曜日のいただきものだ。カブを食べた瞬間、息子が言う。「甘~い、このカブ。うめぇ~」(マジ)。小松菜も絹サヤも新タマネギもシャキシャキ。歯応えがいいし、味が濃い。「ホントは、いただいた日に食べたら鮮度が違うからもっと美味しいのだけれど。みんなで食べるほうが美味しいかなと思って、今日まで延ばしたのよ。それでも美味しいわね。うん、最高」と嫁。
ホントだ。野菜の作り手の思いが味に出ている。
いただきものの御礼の電話を掛けさせていただいた時に「野菜作りの極意はなんですか?」と聞いてみた。ブログのネタにするのはミエミエの質問だったが、キチンと答えていただいた。「私の場合の話だよ。それが悪いという話じゃない。そういうやり方もあるし、選ぶのは人それぞれだから。私は化成肥料は使わない。だから、大量に取れたり、早く取れたりしないけれど。いいものはしっかりできる。ウチの畑は鳥が来るんだ。ミミズもたくさんいる。化成を使うとそうじゃなくなる場合がある。あせることなく、ちゃんとした土で手間隙掛けて育てればいいんだよ。サッカーに通じるかもな。でも同じだとは言わないよ。これもいろんなやり方があるから」。
なるほど。では、僕はどのやり方で行こうか?やはり、焦らずじっくりと土作りから始めようかな? 即効性のあるやり方よりも、一人一人の個性を見極め、手間隙掛けてじっくりと「勝手に育つ」のを待とう。周りの雑草くらいは手で抜いてあげることはあったとしても。話し合って、ケンカして、涙流して。ワンパターンのマニュアル主義大量生産のやり方は僕には向いていない気がする。もちろん基本は大事だけどね。
まあ、難しく考えるの止めよう。なんでもかんでもサッカーに繋げることもいいわけじゃない。今は食事を楽しもう。いい素材を。いい調理して。みんな揃って笑顔で食べる。当たり前のことだけど「おいしい」食事の原点だ。食事がおいしければ、また明日も頑張れる。それでいいじゃん。おっと。これだけは忘れちゃいけない。生産した人にも。捕ってきた人にも。料理してくれた人にも。楽しい時間を一緒に過してくれた家族にも。
ごちそうさまでした。
おいしかったです。
ありがとうございました。
「あとね、チンゲン菜があるのだけれど。それは明日。鳥ササミ揚げの中華風みぞれあんかけのチンゲン菜敷きってところかな。いいものはメニューの考え応えもあるわ~」と嫁。「ん~。このタマネギで肉ジャガが食いたい」と僕が言うと、「新タマネギには新ジャガなの!わかってないわね。あと1ヶ月ガマン!」と言われてしまった。
む~。では、今から1ヵ月後の有休申請をするか?
申請理由は「家族で肉ジャガ食べるため」(笑)。
- [2007/05/22 23:48]
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