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    条件。 

    のち 15時半ごろ晴れた…。


     「負けず嫌い」にはネタ元がある。ワリと有名な話なので知っている方も多いだろう。そう、「山本昌邦流/サッカー理論」だ。マイアミの奇跡を西野朗と引き起こし、アテネ五輪では監督としてU-23日本代表を率いた。さすがDF出身という感じで、キチンとサッカーを理論的分析して捉えようとする。

     監督としての手腕は別にして。僕の好みのタイプの指導者だ。

     その山本さんが負けず嫌いの2つの条件を挙げている。

     僕は考える。2つの条件には大きな違いが存在する。負けず嫌いは多分に先天的な部分が大きく占める(もちろん、鍛えていくこともできるが)。そして、2番目の条件「人の話をよく聞ける」は、後天的な部分が明らかに大きい(もちろん、遺伝的要素も大きいとは思うけれども)。だから、少年サッカーのコーチはサッカーの技術はもちろんだけれども、この「人の話をよく聞ける」能力も鍛えてあげなければならない。

     ん~。本日はなかなか理論的だ。山本昌邦になった気分(笑)。

     では、どう鍛えるか? 「クレイジーケンバンド」ではダメ。「オレのハ・ナ・シを聞け~!」ではダメなのだ。これは逆に「聞かなくなる」。馬の耳に念仏状態に突入することは間違いない。なぜ知っているのかって?そりゃ経験済みだからに決まっているじゃないですか(苦笑)。もちろん、「問い掛けもヤメて放っておく」ことがアイディアを生み出すことに繋がるから、100%ではないけれど。少なくても選手を集めて話すときは、もう徹頭徹尾、問い掛ける。すると選手は答えなければならないから、「考える」。考えるためには、普段、コーチが言っているヒント(答えそのものでもいい)を聞かなければならない。つまり、 「聞こう」とするのではなく「聴こう」とする環境を作ってあげることが大事なのだ。

     ん~。銀ブチ眼鏡、キラリ☆の気分。我がチームキッテの理論派Hコーチをも凌駕できるかも?(笑)

     今日の「コーチのドリドリル」には天気がビミョーということもあって6人の4年生しか来なかった。裏を返せば、そんな中でも来るのは、ヤル気あふれるヤツラ(愛情込めてヤツラとあえて書きます)だ。「今日のテーマ」に沿った練習しながら「そもさん!」「せっぱ!」と問答が繰返された。ヤツラ、ケッコウ、アタマモイイ。ん~、なかなか見所あるぞ。そうそう、ドンドン考えて。そして、シッカリとカラダにも染み込ませると間違いなくウマクなる。がんばれ~!時を忘れてタップリ1時間、サッカーを楽しんだ。

     家に帰ると。嫁がいない。長女と次女しかいない。机の上には1万円。ん? ママは? ん? このお金ナニ? 長女が答える。「今日はお兄ちゃんの栄養セミナーに行くって言ってたじゃん、さっき。お金置いていくから3人でゴハン食べて!ってママが言って、パパは『わかった~』って言ってたじゃん?」。

     あっ!だから僕は一流になれなかったのね~(笑)


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