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    別名「どんぐりの背比べ」(笑) 

     気温25℃を超えたらしい。


     「先手、コーチ、『しいたけ』~。後手、☆☆、『エビ』~。さあ、両者、口に入れます!おお~っと、コーチ、必死の形相で食べています、嫌いというそぶりをハッキリと見せています。これはコーチの負けか~?」。人気番組のワンコーナー「食わず嫌い王 決定戦」ならば、僕の負けだ。食べ物に限らず、だいたい、「嫌い」というものを持っていると、あまり結果は芳しくないのが世の通例。でも、たった一つ、良い「嫌い」がある。そう、

     「負けず嫌い」。

     4年生以下の学年に、今、僕が徹底して言っている言葉があって。それは「負けず嫌いになろう」。先に触れ~!⇒負けず嫌いの勝ち。取られないドリブルしよう~!⇒負けず嫌いの勝ち。取られたら取り返せ~!⇒負けず嫌いの勝ち。シュートを撃て!&シュートを撃たせるな!⇒負けず嫌いの勝ち。普段、どこのグラウンドでも聞こえる全てのコーチの叫びが、この「負けず嫌い」の一言でいい表すことができる。「ホラ~。負けず嫌いだろ~?」。ねっ?いいでしょ。こういう「キャッチーな言葉」って特に低学年を相手にするときは大事。何より、わかりやすいからね。

     今日はH広場で本部長杯Dクラス2日目が行われた。Dクラスとは、A市では3年以下を指す。そう、低学年の大会だから、

     「負けず嫌い王 決定戦」だ(笑)。

     たくさんの負けず嫌いが集まった。必死の形相で、どの子どももボールを追いかける。倒れても、すぐに立ち、涙も見せずに走り出す。シュートが入れば勝ち誇り、シュートを入れられれば「なにくそ!」とキックオフに向かう。どこのチームのどの選手も、みんなかなりの負けず嫌い。多少、団子になってでも必死にボールを取り合っていた。Uチームも、Aチームも、AHチームも、OEチームも、ほかもみ~んな頑張ってた!

     いいよね~。サッカーの原点はここにある。

     局面、局面で勝負が繰り広げられ、その度に勝者と敗者が生まれ、すぐ次の勝負に移っていく。ゲームが終われば、片方のチームは喜び、片方のチームはシュンとなる。シュンとなっても次の試合では「今度は負けない!」と闘志を燃やす。こうやって、勝ちと負けを繰り返し、人(子どもだけではない)は成長していくのだ。

     「勝ち」にこだわるのはいいことではないけれど。「勝ち」「負け」にこだわるのはいいことよ~。

     さて。「負けず嫌い王 決定戦」決勝。なんと我がチームが進出。おお~っ!オマエら、立派な負けず嫌いチビッコ戦士に成長したな~!もう片方はOEチームさん。ん~、こっちのチームもみんな負けず嫌いの顔している。試合は、OEチームさんが「負けず嫌い~」と攻め、我がチームが「負けず嫌い~」と耐える展開。15分ハーフで決着着かず。5分―5分の延長後半ロスタイム。OEチームさんの「負けず嫌い」が我がチームを上回った。そして、我がチームは負けず嫌いの涙を流した…。(らしい。途中から仕事だから、決勝は見ていない、泣)。

     負けて悔しいのなら、練習しよう。それが一番の負けず嫌いの証だよ!

     低学年特有の「黄色い声 負けず嫌い王決定戦」も凄かった。これは全団引き分け!(笑)


     

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