2007.04.21 Sat
デビュー。
- 少年サッカー
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母校のラグビー部は、年に2回ほどOB戦を行なっているはずだ。「はずだ」と言うのは、暫く行っていないので、今の実態を掴んでいないからに他ならない。やっているのかなあ?OB戦。もしかして、もう部自体が存続していないかもしれない(苦笑)。
OBになって「初出場」した試合で、ビックリしたことがある。それは、異常に視野が広がったことだ。視野が広がると、つい1ヶ月ぐらいまで現役だった頃には、絶対にできなかったプレーがいとも簡単にできる。余裕のなせるワザなのか、「勝負」という遮眼帯(ウマの着けてるオメンのこと)が外れたからなのか…。とにかく、異様なほどにスーパープレーが連発できる。
僕等は現役の頃、この現象を「OBデビュー」と呼んでいた。
高校生や大学生になってコロッと社会デビューする、「高校デビュー」「大学デビュー」の感覚だ(笑)
同じような「デビュー感覚」を、今、僕は感じている。「子ども卒団デビュー」と言い換えてもいいかもしれない。自分で言うのもなんだが、スポーツ少年団に関すること・少年サッカーに関することに対して、かなり視野が広くなっている自分がいるのだ。
例えば、だ。先日まで自分の子が在団していた時には、他の学年を見ても「この子には、このポジションが一番、合っている!」「この練習をやっておかないとダメだ」みたいな見方・考え方を知らず知らずにしていた自分がいた。でも。今は違う。「コイツにはコッチをやらせてみたら面白いかも」「この子には、こういうことを教えたら可能性が広がるんじゃないか?」「案外、この練習も捨てがたいじゃん?」みたいな気持ちが大きくなっている。
もっというと。ついこの前までは、思っちゃいけないのはわかっていても、「なんで、こんなことができないの?」と考えてしまう自分がいて、逆に「そういうことを言っちゃダメだ」と思っていた。
たが、今はそれは「ない」。
「できない」のは「やっていないから」で、「やらせる」ためには多少の厳しさも必用と素直に思える。でも、逆に子どもが「できないこと」が可愛くて仕方がない、気持ちはもっと大きい。
成長の過程を見る「余裕」と逆に動じない「厳しさ」がすごくあるのだ。
今日、今は新Cに帯同しているMコーチと2人で話したら、やはり同じことを言っていた。新Aを見ているHコーチも同じことを言っている。もしかしたら、我がチームはすごくいい方向に動き始めているのかもしれない。慌てることなく、ゆっくりと舵を切っていきたい、と強く思う。
だからって。OBか!? ってアタマを叩き合うシャレはダメだよ、Uコーチ!
(ウチワネタで落としちゃったなあ…笑)
- [2007/04/21 21:20]
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