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    テレビ東京の名物番組です。 

    のちのち 午後はカミナリ…。


     11期生で、1番足が速かったのはSクンだった。2番目は息子だった。1番背が大きかったのは息子だった。2番目はSクンだった。2人ともノホホンとしているのだが、息子はウルサ型。Sクンはカモク型。体型は息子が手足長い型、Sクンがガッチリ型。体重は同じくらいだろう。パワーはSクンが上。ジャンプ力は息子が上。

     2人はケッコウ仲がいい。どっちかというと息子がベタベタとSクンにくっついている「片思い」状況にあるのだが。まあ、なんにせよ172cm以上ある小学生がツルんで歩いている姿は迫力だけはあった。小学生版の「馬場と猪木」「ブルーザー・ブロディとスタン・ハンセン」を想像してみてください(笑)。

     そして、この2人はいつも「競争」をしていた。まずは足の速さ。5年までは息子のほうが速かったが6年ではSクンの勝ち。ちなみにSクンは連合運動会のタイムでも1位。「06年度A市で一番足の速い小学生」の称号はSクンが得た。背もいつも2人で比べあっていた。ことあるごとに背中合わせになり「どっち?」と聞かれたものだ。これは5年まではSクンの勝ち、6年で息子が抜いた感がある。

     競うことは悪いことではない。切磋琢磨はお互いの力を伸ばす最高の方法だ。またライバルの存在は何ものにも替えがたい心のよりどころとも言える。しかし、まさか、こんな恐ろしい闘いの幕が切って落とされることになろうとは…。思いもよらなかった。

     話は2カ月前にさかのぼる。Sクンが我が家に遊びに来て、夕食を食べて帰ることになった。その日は金曜日。前に書いた通り、我が家の金曜の夕食は「カレー」と決まっている(詳しくは⇒ココ)。そこでセガが「オレ、カレー好きっ!」と食べまくった。「オバチャン、お代わりしていい?」。結果、大皿4杯。一方の息子はカレーが〝好物ではない〟ので1杯半。ここで嫁が余計な一言。「Sクンの方が食べるのね~」。息子のライバル心に火が付いた。

     「中華だ!中華で勝負!中華でリベンジだぁ~っ!」
     フードバトル勃発 !
     果たして、どちらがより食えるのか?

     そして今日。決戦の日がやってきた。「得意、不得意があるうちはマダマダよ」と余裕のコメントに風格さえ漂うカレー王・Sクンがタイトルを防衛するのか?それとも「カレー以外ならば負けるわけにはいかない!」と荒ぶる魂を沸き立たせるチャレンジャー・息子が王座を奪うのか?

     小学生版「馬場vs.猪木」は新・中1版「ジャイアント白田vs.ドクター射手矢」に移行した(笑)。

     メニューは、「青椒肉絲(チンジャオロース)」「回鍋肉(ホイコーロー)」「八宝采」に定番「麻婆豆腐」。我が家ではこの4品をどっさり作って、「自作の丼」にして食べる夕食が2ヶ月に1度くらいある。オコチャマ3人とも大好物だ。作るのタイヘンだろうって?うにゃ。CookDoだもん!野菜と肉を炒めるだけ(マーボーはトウフだけど)だから、嫁は「毎日コレなら楽なんだけど…」と言っている。ちなみに、この時、僕は白ゴハンは食べない。食べるとつい「食べ過ぎる」から。ヒタスラ、中華をサカナに飲み続けるだけ(苦笑)。

     今回の総量は…。簡単に言うと、〝いつもの倍〟。人数的にはSクンとSクンママの+2なのだが、相乗効果分を見込んだ量。でも、ホラ、CockDoだから。1袋を2袋で済む(マーボーだけはCockDoと丸実屋1袋づつにした)。大人はオカズだけでいいだろうからと大人用に酢豚までつけたけど。子どもの胃袋に消えたのは言うまでもない。で、問題は炊いた米の量…。

     1升!

     足りねえ!と言われるのは主催者として困るから(苦笑)。余れば、明日の朝、食わせればいいわけだし、ね。妥当な量といえば妥当…というか、ウチの釜は1升しか炊けません。炊けた釜を覗いてみたが、とても1家庭で食う(※いつもは「食べる」と書くのだが、今回はコチラの表現の方がいい気がして…。汚い言葉ですいません)量とは、思えなかった。「1升炊き」のお釜って、本当に1升炊けるんだなあ…とミョ~に感動してしまった(笑)。

     中村ユウジよろしく、ここから実況中継しようと思ったが、ヤメる。あまりにバカバカしい(笑)。バトルと言ってもTVの演出みたいに「汚い」ものではなく、あくまでも家庭の食事だから、ね。2人とも「よく食う」を通り越して「バカみたいに食う」のは事実。釜の中を確認したら、3合弱しか残っていなかった。

     今度マジで、2人で「某私鉄沿いのうどん屋」に挑戦してみるか?(笑)。

     ホメテあげたいのは、量ではなく食事に対する「姿勢」。実にオイシそうに、そしてウレシそうに「食べること」を楽しんでいる。友達が一緒ということも、もちろんあるだろうけれど、笑顔でワイワイと取る食事は必ずや「カラダ」と「ココロ」の成長に繋がるはずだ。いくらでも食え!バランスよく、たくさん食べることに文句を言う親はいない、きっと。何といっても、君たちのためなのだから。

     食い潰されても〝本望〟だ!

     小学生のうちから、しっかりと食事を取る習慣をつけましょう、みなさん。次の父母会で、この話はしようっと。キチンと食べキチンと寝る。それがサッカーが上手くなる早道ですぐらいのことは言っても言い過ぎではないだろう。

     えっ? バトルの結果? 結果は引き分けが妥当だろう。数える気にもならなかった(笑)。強いて結論付ければ、意外な伏兵・次女の勝ち。普段食べる量の5倍は食べていたから(苦笑)。比率で言ったらダントツだ。次女、お前、

     ギャルソネになれる素質はあるぞぉ~!(笑)



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