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    水分補給。 

     お天気続き。公園はサクラも咲いていた。


     一夜が明けた。

     余韻も感傷も関係なく、朝はやってくる。2日酔いの気分は最悪で。どうにかこうにか起き出してシャワーを浴びる。コーヒーをガブガブと3杯ほど飲んで、やっと現実を認識した。

     あ~あっ。終わっちゃった。

     で。当然のことながら、仕事もある。しっかり働かせていただいて。さっき家に帰ってきたところ。

     自分でも意外なのだが、卒団式はあまり泣かなかった。自分で段取りしたせいもあって(実際の仕切りは5年生の父兄にお任せした。ありがとうございました)、「次は…。上手くいくか?」等のことに気になってしまい、「泣く」という感情の方に気持ちが行かなかった。全部が終わった時は「無事に終わった~」という安堵感の方が遥かに強かった(苦笑)。

     今年の我がチームの卒団式は、団長に了解を取って、内容をガラッと変えた。去年までは参加者全員でケーキを食べ、ビンゴ大会をやってと、楽しく盛り上げてのものだった。それはそれで実にアットホームでよかったのだが、今年はそれができない大きな理由があったのだ。それは…。

     人数が多過ぎて、テーブルを出すと人が会場に入りきれない~(笑)。

     なので。イスだけで済ませねばならないという「大命題」があったのです。まあ、厳粛にやりたいという僕らの意向もあったのだけれど、一番の理由は間違いなくコレ。6年生29人+5年生14人+コーチ20名以上+多数のご父兄だからね。ライバルチームのような学校の体育館ならばともかく、町の公民館では机を出してケーキを食べられる人数ではなかったのだ。

     式次第は以下の通り。

    ・開式宣言
    ・団長 式辞
    ・来賓 祝辞
    ・卒団証書授与、及びユニホーム返還(壇上で1人1言)
    ・記念品贈呈(目録)
    ・送る言葉(5年キャプテン)
    ・巣立ちの言葉(6年全員)
    ・花束贈呈(6年生から父兄、コーチに)
    ・「栄光の架橋」斉唱
    ・最後の掛声(輪になって卒団生全員で試合前の声出し)
    (・号外配布)
    ・閉式宣言(○○コーチ)

     実にフツーなのだが。何分、「初めて」なので実は6年生はリハーサルまで一応やっていた。まあ、上手くいったほうではないか? こんなこと考えていたら、そりゃ泣けない(苦笑)。歌と最後の掛声は、かなりジーンとはきたけれどね。

     では「泣き虫コーチ」は泣かずに済んだのか? というと…。

     ちゃんと2次会(俗に言う「謝恩会」)で号泣しました。まず、ママたちの演出にやられた(苦笑)。サッカーのせいでどこにも出かけられなかった弟・妹たちの表彰「チビッコがんばったで賞」や唄「我がチーム・我がチーム(タラコ・タラコの替え歌)」でたっぷりと声ナシの涙を流して。

     トドメにHコーチの締めの言葉。精神面担当の僕は自分で泣かないように明るい言葉を選んだのだが。さすがに「締め」はそうはいかないよなあ、やっぱり。その言葉に、子ども達も全員泣いて。それ見たら、もうダメ。声出して顔を覆って泣き、しまいにゃあ、団長に抱きついて「だんちょ~、だんちょ~」と泣き出し、さらに団長が抱き締めてくれながら「子供たちも素晴らしいが、おまえ達コーチ陣も素晴らしい。ありがとう、ありがとう」なんて言うもんだから感極まって「ワ~ン、だんちょ~、エ~ン、エ~ン」と号泣してしまった。

     さらに。出口で子ども達1人1人を握手で送り出す時、全員がワンワン泣きながら「ありがとう、コーチ」なんて、これも1人1人が言うもんだから~。コイツラ、かわいい~と抱き締めながら、また号泣。さらに、ご父兄も「ありがとうございました」と涙ウルウルで握手しに来て。「本当すいませんでした。お子様にムリさせちゃって…」とまた涙。

     飲んだ酒が全~部、涙になってしまった(笑)。

     とにもかくにも。思い出に残る、素晴らしい1日でした。2年生くらいの時に「29個以上も取れるかな?」と心配した戦利品(カップ、トロフィー類)も、ちゃ~んと1人3つ以上あって分けられたし。うん、よかったよかった。

     今日1日、間が空いて。明日は、またまた涙の本番「卒業式」。さて、と。明日に備えて準備をしなければいけない。えっ?卒業式に一介の父兄は何の準備も必要ないって?そんなことありません!また、すごく泣くこと分かっているんだから。水分補給しとかなきゃ!

     お~い!飲んでもいいですか~(笑)


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