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    来賓ではなく見学者(笑) 

     きょうもまあまあのお天気。


     卒団式に出席した。

     といっても、我がチームのものではない。昨日も書いた通り、ウチは21日だから。では、どこの卒団式に行ったかというとライバルチームさんのもの。これは僕の方からお願いして実現した。お願いした理由は2つ。①後学のために他のチームの卒団式を見てみたい。それが、35年の歴史あるライバルチームの卒団式であるならば、最高のこと ②何といっても一番試合をしたライバルであり、仲良しチームだから。みんなの晴れ姿を僕も直接見て、「おめでとう!」を言ってあげたい。

     会場はライバルチームさんの準ホームグラウンド・O中学校体育館(K小がホームだと僕は勝手に思っていますが…合っているのでしょうか?)。広々とした体育館のド真ん中に22個のイスが置いてある。その左前方に父兄席。その横の来賓席に僕と同じく「出席させて!」とお願いしたKチームの代表が座って。もっと舞台寄りには幹部・コーチ席。反対側には1年~5年までの全下級生が座っている。22個のイスの正面1Mくらいのところに演台と机が置かれている。机の上には、ズラ~っと壮観なほどの卒団生が獲得したカップ、トロフィー、盾、写真が飾ってある。スゴイのは、父兄席。いらっしゃるのは卒団生の父兄だけではない。全団員のご父兄が正装でご出席!

     さすが~。35年の歴史はダテじゃない。
     卒団式は「ライバルチームにとって全団挙げての最重要イベント」という思いが十分に伝わってきた。
     これは見習わなくてはいけないなあ。

     団のイベントには、それぞれの団のやり方があっていい。んなものに正解はないのだから。「ウチはこう!」で全然OKでしょう。ただ、僕は少しでも子どもの思い出に残るように何らかの工夫はしてあげたいし、①の観点から考えると、「(今年はムリとしても)いいところはドンドン、マネしていきたい」という思いがある。こういう時、忘れちゃいけないのは「形」だけマネても意味がないということ。一番大切なのは「精神」「理由」「状況」を理解したうえで、取り入れるかどうかを考えることではないだろうか。理解しないで取り入れてしまうと逆効果になってしまうことも多々あるはずだ。

     これは、「練習」もそう。例えば県NO1チームがこの練習をやっているから!と単にマネをしてもダメ。なぜ、この練習が必要なのか? 何がこの練習のポイントなのか? 果たしてこの練習はウチのレベルにあっているのか? そこを考えて自分なりにオーガナイズしてマネをしていかないとハッキリ言うが時間の無駄になりかねない。一見、これならウチも…と思う練習にも、小さい頃からの積み重ねがあってこそ、デキる練習もある。一つ一つのプレーの正確さまで目を配ってみれば、その前にやらなければいけないことが必ずみつかる。それを考えないと、掛け算しかしらない子どもに因数分解のやり方を教えて、教えたのに「なぜできない!」という不可解コーチになりかねない。

     少なくても僕はそうはなりたくないから。
     まずは、順序だてて組み立てていかないといけないよなぁ。

     とはいえ。まずは見ることが大切。これからもバンバンいろいろなものを見に行こう!とは思っている。

     ライバルチームの卒団式は無事、終了~。笑いあり、涙あり、そして大感動アリの素晴らしい卒団式だった。なにより、卒団生がみなイキイキ、元気に晴れやかな顔をしていたのがとても印象的だった。本当にみんな大きくなったなあ。見ながら、小さい頃の彼らを思い出して、何度もウルウルどころか、ドボドボ涙が出てしまった。

     ホントに。ホントに。みんな、卒団おめでとう!(涙)




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