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    伝授。 

     5年生はPKで惜敗。惜しかった~。


     11期生の「卒団式」は3月21日(祝)だ。あと1ヶ月チョットとなるわけだが、この先のスケジュールはビッシリ!と入っている。すごくありがたいし、幸せなことではあるのだが、この多忙スケジュールを縫ってでも「やりたいこと」がコーチ陣には2つある。

     1つはホーム小学校での〝最後の練習〟だ。今年に入ってから試合続きでホームでの練習をやっていない。やっぱり、6年間の汗の染み込んだグラウンドなのだから。キッチリと締めにふさわしい練習をやりたいのは道理だ。

     そして、もう1つ。未来の我がチームを背負って立つ若き〝我がチームリーガー〟との合同練習or試合。後輩達に後は頼んだよ、頑張れよ~とのメッセージを送るとともに〝6年生の時には〟このくらいになろうぜ!というところを見せておかねばならない(笑)。

     というわけで。今日は1・2・3年生との〝お兄ちゃん達はスゴインダゾ!『ビシっ!バシっ!』合同練習〟。場所は準ホーム小学校。ここは低学年が土曜日の練習でチョコチョコ使っている。もちろん、11期生には準ホーム小学校の子もたくさんいるから彼らにとっては「自分の学校」での〝最後の練習〟になる。なのだが、これが趣旨通りに行ったか?と言うと…。そうでもない(苦笑)。どちらかというと、〝な~んだ、お兄ちゃん達って案外たいしたことないじゃん!? 『ほのぼの』合同練習〟になってしまった感がないでもない(笑)。

     Tクンがシュートをふかしまくる。息子が〝忘れ物〟ドリブルを披露する。Rクンがコケて転ぶ。その他もろもろ。スッコケプレーのオンパレード(笑)。

     でも、いいお手本になれたと思う。例えば声。低学年のみんなも出ていないわけではないけれど「へいっ!」程度のもの。それを6年生がド迫力ダミ声で「右右右右右右、出せっ!」とか「中中中中中中、な~か~!」と呼んでパスをもらう姿を見て、早速マネをしだす。どんどんグラウンドが快活な空気に変わっていく。

     元気にサッカーを楽しむ姿勢は伝えられたかな?

     こういうのって、コーチが100回、口を酸っぱく言うよりも「お兄ちゃん」が一発見本を見せた方が遥かに効き目がある。11期生だって、声に本気で目覚めたのはKSSの1つ上の学年のド迫力声を目の当たりにした時から。それまで600回くらい言っても身に付かなかった「マノン!(Man on!=来てるよ!)」の声を一発で体得しやがった(笑)。

     こうやって。経験がしっかり受け継がれて行く。6年生のようになりたい!という思いが毎年毎年、積み重ねられていけば、黙って「いいチーム」に育っていく。それが伝統の力。そうすれば、いつか、県NO1チームに追いつけるかもしれない。それはムリか?向こうも積み重ねるから(笑)

     というわけで。狙った〝カッコつけサッカー教室〟にはならなかったけど、〝ほのぼのサッカー教室〟には充分なった。いいのよ~、こういうふれあいが大事なんだから。これが学校を基盤にした少年団の良さなのだから。

     ほのぼのMVPはMクン。「お兄ちゃんの名前知っている?M。M兄ちゃん!って呼べばいいからね」。「ほら、相手のボールをもっと激しく取り行こう。いいよ~、上手だよ~」。

     Mクン、お前コーチより教えるの上手いかもしれない(笑)。



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