FC2ブログ

    それぞれの頂。 

     昨日は真夏日、今日は寒い。。。

     
     人事考課の季節である。「サラリーマンの常」とはいえ、社会人になってまで「A」だの「B」だの付けられるのはタマッタもんじゃない(笑)。僕個人は、なんちゃあ思わないが、ボーナスに直結するだけに、嫁には「言い訳」が必要になってくるのがツライ(笑)。

     ウチの会社で言うと、半期に一度、自分で「8つ」くらいの目標を立てる。その目標に自分で「ウェート」を付けて達成できたかどうか?が評価の基準となる。ちょっと前までは「数値化」していたけど、そうすると全員が「簡単な目標」ばかり掲げるので、今は数値化せずに「上司」が評価を決定するスタイルに変わっている。

     「ぬるい会社」というより、僕も含め、「しゃらくせぇ!評価を気にして縮こまっていられるか!」という無頼漢ばかりの会社だから、あまり上手く運用はされていないのだが。それでも、「目標」をたてて、それが「できたかどうか?」を確認するようになったら、後輩達の仕事振りが少し変わってきた気がする。業績には残念ながら跳ね返ってないけど(笑)。

     サラリーマンはいざしらず。少年サッカーには、「目標」・「課題」があったほうがいい。「評価」は絶対にいらないけど。

     ツイ先ほど。県NO4チームの代表に電話をした。主旨は「昨日はありがとうございました」。ウチの6年生を練習試合に誘ってくれた御礼である。

    代表 「どうだった?」。
    僕 「どうも何も、負けて帰ってきたみたいですよ」。
    代表 「昨日は僕も見に行けなかったのだけど。昨日の課題は「ドリブルなし。かわして『ロングパス』。ショートパスも禁止」だったみたいよ。なかなか上手く行かなかったみたいだけど」。

     NO4が強いわけだ~、と思った。決して、「なんとなく」の試合をしないのだろう。もしかしたら、県大会準決勝以上を睨んでのことかもしれない(そうでしょ?代表)。例年なら大人のフルコートの試合になるはずだから。推測でしかないが、この試合の前に「その練習」もたくさん、やっているに違いない。そして、県大会を目指すチームとの試合というハイプレッシャーの中で「試す」。そして、本番に向かう。「どうチームを作るか?」、「目の前の目標を達成するためにどうするか?」が考えつくされている。ますます、NO4のファンになっちゃう(笑)。

     個人の課題⇒チームの課題⇒チームの目標。もしくは、その逆。強い・弱いの話ではない。できる・できないの話でもない。それを「しようとしているか?」の問題だと思う。これを全ての少年サッカーチームが心がけたら日本のサッカーは間違いなく大きな進化を遂げるだろう(話が大袈裟すぎかな?)。

     まずは。小さい事からでいい。しかも一つで充分。5年の昨日のトータスの試合。とてもじゃないけど、ウマイとはお世辞にもいえないR君の目標は「1回、フェイントを入れること」。見事に1回、シザースを決めた。終了後、ベタボメ。「次は2回以上、決めて見せるよ!」。「なんとなく」じゃなく、「しよう!」としている限り、君の未来は明るいよ。だんだんとレベルを上げていこう。階段をゆっくり、それぞれの頂を見据えて登ろう。6年の今頃は、県NO4と同じ「試し」ができるようになったら、最高!

     ウチの6年・K主任コーチ。「昨日の試合で課題がはっきり見えました。それを15日までに練習で直すこと。目標に向かってね」。

     代表、我がチームも捨てたもんじゃないでしょ(笑)。


    コメント

    コメントの投稿















    管理者にだけ表示を許可する

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    https://halusaka.jp/tb.php/42-6f5d984b