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    月の方が弱い(笑)。 

     いい天気。


     硬い⇔柔らかい。垂直⇔水平。防御⇔攻撃。湿潤⇔乾燥。稀薄⇔緻密。膨張⇔収縮。左⇔右。

     さて。以上の対比は何だろう?反対語ではない。続けよう。

     精神⇔物質。電子⇔陽子。植物⇔動物。普遍⇔専門。遠心力⇔求心力。

     まだ難しいか?では、簡単に。

     負⇔正。西⇔東。夜⇔昼。闇⇔光。女⇔男。月⇔太陽。そして、陰⇔陽。

     そう、陰陽の考え方だ。古代中国の思想が元で、森羅万象、宇宙中の全てのモノを陰と陽の2つに分ける。陰と陽とは互いに対立する属性をもった2つの「気で」あり、万物の生成消滅といった変化はこの2つの気によって起こると考える。これによって未来まで予測しちゃおう!というのが安倍清明で有名な陰陽道。平安の昔は、清明ら陰陽師が計る「卦」によって、その日の貴族の行動が決まった。

     陰陽の考えで大事なのは。どっちが「いい」「悪い」はない!ということ。陽は決して善ではないし、陰が悪ではないのだ。あくまでも、陰と陽は対等、同等。そして、どんなものにも陰の面と陽の面が存在して、均衡を保っているとする。この均衡が崩れた時に、事象が起こる…。

     まっ、簡単に言うと。バランス。バランスが大事よ~、というのが陰陽道の第1歩。

     このバランスってヤツは実はとっても大事だと僕は思う。考えてみれば、息子の足だってX脚という陰の気が強すぎるバランスの乱れから起きたケガ。左足右足のバランスが悪かったから起きたのかもしれないし。な~んの宗教心も持たない僕だが、この陰陽の考え方は嫌いではない。

     で。この考え方に添って、我が家を見てみると実にバランスが取れている。僕は外では陽なのだが、家に帰ると陰のほうが強い(苦笑)。フツー、女が陰で男が陽なのだが、ウチに関しては逆。陰々滅々と中に中に入って考えてしまう僕に対して、嫁は「こだわり」という言葉を知らないだろう?というほどアッケラカンとしている(笑)。

     「だいたいね~、暗いのよ考え方が。ケガしちゃったんだから考えたって仕方ないでしょ? 甘いって、考えが。交通事故でサッカーできなくなっても車イスバスケで日本代表になった人もいるのよ?(どうやら京谷さんのこと言っているらしい)。南米だったかに足を切断したけど頑張っている選手もいるって言ってたわよ?(どうやらダリオ・シルバのことを言っているらしい)。足がダメなら手があるじゃん!サッカーやめてハンドボールに行けばいい。次っ!次っ!くらいの考え方で行かなきゃ疲れちゃうわよ。世界には、戦争でサッカーどころじゃない子もいるんだから。男だったらグズグズ考えない!」

     いやあ。とことん陽だ。おまえ、名前をヨウコに変えた方がいい(笑)。

     つ~わけで。ケッコウ、我が家は大丈夫(笑)。当の本人の息子が良いのか悪いのか、嫁さん似の考え方のアッケラカン君。「ケガ? 大丈夫。おみくじ引いたら、完治するって書いてあったから~」と笑っている。

     だ・か・ら!僕が心配性になっていくんだって。陽が強くなったら陰も強めなければいけないでしょ?(笑)。


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