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    ファン心理。 

    いいお天気。


     「サッカーの進路のこと」を書きたかった。やっと「書いてもいい」状況になったので書きたい。知りたいか? 知りたくないか? はあると思うが、お付き合いを(笑)。

     本日、息子はJクラブジュニアユースから「不合格通知」をいただきました(笑)。

     いやあ。この合否問題、我が家を揺るがす大問題だったのだ、ココ暫くの間。何を間違ったか最終選考まで残ってしまって。やっと決着が着いて、ホッとしている。こう書くと「何をゼイタクな!」というお叱りを受けそうだが、コレにはちょっとしたワケがある。

     キーパー!として残っていたのだ、リュウは(苦笑)。

     一次試験の発表を火曜日に控えた前々日の日曜日。我が家の電話が鳴った(らしい)。Jクラブからだった(らしい)。息子本人が出た(らしい)。内容は「フィールドでは不合格です。ただ、キーパーとしてもう一度見てみたい。『キーパーで』という気があるのならば2次に来て下さい」というものだった(らしい)。「はい、行きます」と返事をした(らしい)。全て伝聞。僕は仕事だから。

     実は、息子はJクラブのキーパーユニホームに2度、袖を通している。ダノンネーションズカップと「Jリーグアカデミーフェスティバル~IN 木島平~」にスクール選抜として出場したのだ。

     スゴイ!とか言っちゃいけない。これにもワケがある。

     簡単に言うと。「いない」のだ。キーパーがスクールには。「プライマリーチーム」としてのJチームには、キーパーはいる。が、プライマリー組織を持っていないJクラブは「スクールの選抜」として参加をする。よってもって、キーパーがいない。でも、いないと試合ができない。仕方がないので、各地域にあるスクールの中から、「よくキーパーを引き受けるヤツ」(嫌いではないということ)・「カラダのデカイヤツ」(まあ、体格的な素材はある)という条件で選ぶ。それが、タマタマ、息子だっただけ。それだって、「GKですが、いいですか?」と毎回、聞かれていた(笑)。本人は「フィールドがいいけど。下手だから選ばれないんだよなぁ。でも、楽しそうだから行きたい」と言って参加していただけのこと。

     だから。Jクラブ側は、息子のキーパー振りを多少は知っていた。試験前にも聞かれたらしい。「フィールドで受けるのか? キーパーで受けるのか?」と。で、「フィールドです」。結果は×。でも、もう1回、キーパーとして見てみるか?ということ。まあ、多少はガタイが大きく、声も出る(出るというよりデカイが正解か? 笑)からキーパーとしての要素は、ないこともない(ただ、資質はないと僕は思っている)。

     キーパーとして合格すればキーパーの道しかない。問題は「ホントにいいのか?」ということだ。嫁は「いいのかなぁ? 中学3年間、『嫌いじゃないけど好きでもない』キーパーをやるわけでしょ? それであの子はホントに楽しい3年間を過せるのかしら? 入ってから、『キーパーどうだ?』っていうのとは、また違うわけでしょう? アタシ的には資質もないと思うし」と毎日のように僕に話す。「んなもん、俺が決めることじゃない。ヤツが決めることだ。それと、皮算用するんじゃない。受かってないのに。心配しなくても受からないよ。まあ、でも資質はない、な。それはフィールドも同じだけど(笑)」とコレも毎日のように僕。

     だけど。気にはなる(笑)。なので、病院の待合室で聞いたのだ。「キーパーがいいのか? フィールドがいいのか?」。答えは「うん? フィールドだよ」。じゃあ、なんでセレクション受けているんだ? 「うん? 僕はJクラブのファンだから」。ファンだから? 「うん。ファンだから」。

     オマエ、…。そういう問題じゃないだろう?(苦笑)。

     んなヤツが受かるはずがない。受かっちゃいけない!とまでは言わないが、そりゃ「キーパーで行きたい!」と強く思っている子とは大きな違いが出るのは当たり前のことだろう。結果として、同じスクール生のK市の子が合格キップを手にした。彼も普段はキーパーではなかった。ただ、夏以降、チームでも必死にキーパーの練習をして「キーパーでJクラブに入りたい!」と努力をしたようだ。

     おめでとう!その子を心から応援する。頑張れっ!

     とにもかくにも。息子よ。これでスッキリしただろう。あとは、好きな道を迷うことなく一直線に「楽しんで」欲しい。それがどこのチームだとしても。下手だけど入れてあげてもいいよ!というチームを探して。まずは楽しまなくちゃ!大好きなサッカーなのだから。そして努力をしよう!この先は、何にしてもオマエ次第よ?

     「ん。そのつもり。好きなフィールドで頑張る。落ちたJクラブからバンバン、点を取るプレーヤーになってやる! だだ、さぁ。わかってはいるんだけど。ちょっと、落ち込んでいるだよね~」。はっ? 好きなフィールドで頑張るんだろう? なんで落ち込む必要がある?

     「うん。ホラ、僕はJクラブのファンだから」(笑)。





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