2006.12.15 Fri
本性。

一昨日の日記に県NO1チームM先生さんからコメントをいただいた。ありがとうございました。息子にも、ステキなコメントをそのまま伝えておきます。
ただね~。ウチのガキは、皆さんが思っているような、そんなタイソウなモンじゃあない(笑)。カッコつけて書いている僕が悪いのだが。一応、本人との会話はデフォルメはしていないけれど。基本的には、ダメダメ感のほうがグッと強いのが事実。
ダメなところ その1 「とにかく、だらしない」
息子の部屋に入る。スグのところに脱いだままの裏返しジャージが必ずある。必ず、だ。なかったことはない。本棚に目を移すと、そこには「タイトルの見えない」本が「ある」。間違っても「並ぶ」ではない。タテ・ヨコ・ナナメ、色んな方向からブッ積んで「ある」、が正しい表現か?それも、ぜ~んぶマンガ。サッカー5タイトルに加え、「遊戯王」「アイシールド21」(アメフトマンガ)「メジャー」(もちろん野球マンガ)に「モンキーターン」。だけど、しつこいようだが「タイトルが見えない」。
机を眺める。そこに「勉強している感」は全くない(苦笑)。参考書もなければ、教科書らしきものさえ見当たらない。去年までは机の上の棚に「図鑑」がズラッっと並んでいたが、今は、それは長女の机に移動している。机の中を見る。プリントがワンサカ、グチャグチャに入っている。
今度はタンス。というほど、着るものは持っていないが。持っていないのにグチャグチャ。もちろん、嫁が洗濯物を彼に渡す時には、キチンとたたまれているのに、仕舞う時には「上からギューッ」で、出す時は「引っ張り出しっ!」だから結果はスグにグチャグチャ…ということになる。
先日、保護者面談が学校であって。前日、嫁に「アンタ、学校の机はキレーなんでしょうね?」と脅しをかけられ、「ヤベェ~と思って必死に片付けた。スゲェ~時間が掛かった」(本人談)。面談で先生に「宿題をよく忘れます」と言われ、嫁に激怒されていた。「やっては、いる」のだ。「持っていかないだけ」。「持っていかないなら、やっていないのと同じよ!」。嫁の言う通りだ(苦笑)。
嫁に言わせると。「父親が悪い。全て、アナタそっくり」。これも、嫁の言う通りだ(苦笑)。ゴメンナサイ。
ダメなところ その2 「面倒くさがり」
運動会での出来事。「赤軍」の軍長に選ばれた。ここまでは、いい。当日、見に行くと4人いる軍長の中で一番目立つ赤軍軍長だけ異彩を放っている。一緒に行った僕のオフクロが言う。「ねぇ。なぜ息子だけ白い手袋していないの?」。嫁が答える。「さっき同じことを聞いたら、『しなくてもいいんだよ』と言っていた」とのこと。ホントか?そういえば、他の3人は笛も持っているぞ? でも、ヤツだけ、全てバカデカイ声で代用している。かなりアヤシイ…。
ホントのわけなかった(苦笑)。男の先生が慌てて駆け寄る。ぺロッと舌を出して本部に駆けていく。5分後に帰ってくると、シッカリと白手袋と笛を持っている。ヤロー、面倒だからって母親に適当にウソついたなぁ!この辺りは似ていない。僕はカッコから入るから(笑)。
家に帰ってからシメあげたのは言うまでもない(笑)。
あとで担任の先生に聞いた話だが。軍長を決めるときに、赤の軍長に息子君ってどうなの?という話が他の先生からは出たらしい。リーダーシップは認めるけど。だらしないし、抜けるところがあるから。
その話を聞いて、再度シメあげたのも言うまでもない(笑)。
ダメなところ その3 「ナメる時がある」
まあ、そういう時期ということもあるのだが。親の言うことをナメている時がある。母親に対してはナメた口をケッコウ聞くらしい。こういう時、ウチの嫁はかなり冷たく突き放す。「そこまで言うならば、自分で責任を取りなさい!」。その後、彼を擁護することはない。これは、我が家の基本教育方針だ。
エロサイト事件は前に書いた。その後、暫くは見た形跡はなかったが、1カ月後に履歴が残っていた。その中の1つに「アナタのIPアドレスを確認しました。4万円を振り込んでください」というものがあった。モチロン、こんなもの詐欺だから支払うことはない。ただ、以前見たときに「そういうこともある。その時はオマエに払ってもらう」と脅しは入れたのだ。ニモカカワラズ。見て、しかも「4万円画面」まで出したわけ。
これがマラソン大会の前の日。当然だが、僕は怒った。見たことが1つ。4万円画面を黙っていたことが1つ。そして、親の言うことをナメたことが1つ。「そんなに自分の思うがままに生きていきたいのなら、出て行け。そしたら、自由が手に入る。自由とは自分で責任を持った場合だけ、手に入る権利。やりたいことのみができる権利ではない。出て行け。自分で生活すれば何をやってもいいっ!」。こんな優しい言い方するわけないが(笑)。
泣きながら謝ってきた。謝ったところで許す気はない。警告はしたのだ。謝ったからいい、なんてことは最初の1度だけだ。責任は取らせる。これは「罰」ではない。「してしまった」責任だ。まさか、そんな画面が飛び出すとは思わなかっただろう。でも、ワザととか、ワザとじゃないとかは関係なしっ!やったことの責任は取らせる。「4万円分。返せ。当然、それまでお小遣いはナシ。お年玉も没収。ただし、明日のマラソン大会で3位以内だったら2万にマケてやる」。
結果。ヒザが悪く5位。よって、4万円払うまで小遣いは0円。そのまま貯金にしてやれ!と嫁には言ってある。何せ払う必要はないのだから。そんなインチキ請求には。
当然、今月も0円で生活している。
というわけで。息子は「いい子」ではないし、「優等生」ではない(笑)。どこにでもいる思春期の入り口の小学生。多分、この程度の悪さやだらしなさは、小6の男の子ならばフツーのレベルであろう(だらしなさはチョット違うか?、笑)。でしょ?(果たしてフツーなのか?わからないけど。僕個人も小6の時、そんな感じだったから)。フツーのことだからこそ、僕も平気でココに書ける。
このブログ、息子も読むみたいだから。「ヤベェ!直さにゃイカン」とでも思ってくれれば、逆にラッキーだ。
取り分けて「優等生」でいて欲しいなんて思ってもいない。完璧に「いい子」であったなら、それは逆にとてつもなく不安だ。多少、ヤンチャでいいのだ。他人に迷惑さえかけなければ。他人まで巻き込むようなことをした場合は…。必ず責任は取らせし、親の僕も責任を持つ。これはウチが特別なんじゃない。これが元々の日本のスタンダードだったはず。違う人が増えすぎたから、逆にコチラが目だってしまうだけ。
色んな経験を積んで、怒られて、叱られて、学んで。少しづつ大人になってくれればそれでいいと思いません?
悪いところばかりじゃない。いいところもいっぱいある。忘れモノに関しても「サッカー関係」のことで忘れモノをしたことはない。サプリメントウォーターも当然、自分で作るし。スパイクも磨くし、ボールも大事にする。そして何よりも、気持ちは優しいし、それでいて、「強い」。親の僕が羨むくらいに「強い」。さらに、正義感は素晴らしい。これも強すぎるぐらい強い。
ただし。エロを除いての正義感だけれど。これも父親似か(爆笑)。
- [2006/12/15 22:15]
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