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    休日の一分。 

    のち 寒かった。。。


     平日の休みの使い方に未だに慣れない。

     カワイイ娘と鍛えたい息子は学校・幼稚園だし~。休日くらい、PCの前に座っていたくないし~。友達は当然、仕事だし~。今更、サッカーやる前にカナリ本格的に凝っていたガーデニング・寄せ植えへの情熱は燃やせないし~。じゃあ、どうしようか?と考えて。まあ、たまにはいいか?と

     嫁と映画を見に行った(苦笑)。

     愛人でもいれば、そちらと行くのだけれど(笑)。今まで仕事とサッカーに全てを捧げていたのだから、んなものいるわけもない。夫婦で映画を見に行くなんて行動を60過ぎてからならともかく、41歳で選択する自分がいるとは思わなかった(苦笑)。考えてみたら、結婚してからは、初めてのような気がする。ちなみに誘ったのは僕の方。だって、暇なんだもん!(苦笑)。観た映画は、

     「武士の一分」。

     「硫黄島からの手紙」とどちらにするか?かなり迷ったのだが。鶴岡を愛する僕としては、藤沢周平原作作品を観ないわけにはいかないだろう、と。男クサイ役者が好きな僕としては、渡辺謙はかなり捨て難かったのだが、キムタクはともかく脇役達が名優揃いだったので、コチラを選んだ。ぜひご覧あれ。いい映画だった。山田洋次監督の一分と。キムタクの一分と。坂東三津五郎の一分と。壇れいの一分と。緒方拳、小林稔侍、桃井かおり等キャスト全員の一分が、「武士の一分」という映画の中で生きている。

     キムタクも充分、男クサかった。やっぱり、「スター」だよなぁ、キムタクは。

     あまり本編とは関係のない重要ではないセリフだが。「スター」キムタクが最初の方でこんなことを言う。「早めに隠居して 子どもがたに剣を教えたい。背丈が違えば着丈が違うように。それぞれの身の丈にあった剣を教えたい」。実は、普段、似たようなセリフを僕らサッカーのコーチも言うけれど。キムタクが言うと説得力が違う(笑)。明日から、パクって言おうかな?「子どもがたにサッカーを教えたい。身の丈にあったサッカーを」。つまり、

     「サッカーコーチの一分」(笑)。

     そして。「子どもがた」には。身の丈にあったサッカーをしてもらい。サッカー自体を好きになってもらって。いつもボールと無邪気に遊べて。勝てばいい、上手けりゃいい、ではなくて常にフェアであり。それでも、負けたくなくない!と必死に頑張る。そんなプレーヤーになってもらいたい。それが、

     「サッカープレーヤーの一分」だから。

     そんなことを帰りの車の中で考えた。でも、嫁には言わなかった。さすがに結婚12年にもなるとギトギト感もなくなり、サラッと感のほうが大きくなる。今、見た映画の感想を話すこともないくらい。「オレはこうだった!」「アタシはこうよ!」って言いあうほどお互いに若くはない(苦笑)。お互いに感じたことが違うのも分かっているから。だって、少なくても女性は「武士の一分」を見た後に「サッカーの一分」のことは考えないでしょう(笑)?

     たまには夫婦で映画も悪くない。少し、こうやって、子どものいない余裕のある休日を二人で過ごすのはいいことなのかもしれない。それが、

     「40過ぎの夫婦の一分」の気がする。
     枯れ過ぎかなぁ~(苦笑)。



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