2006.12.10 Sun
破壊と創造。
- 少年サッカー
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「ジグゾーパズル」にハマった時期がある。「デキタ!」というと、また次を買ってきて…。今でも完成品はすべて娘たちの部屋に飾ってある。だいたい買う絵柄は決まっていたものだから、娘の部屋は、「ディズニープリンセス」だらけ、だ(笑)。
夜、テレビもつけずに子ども3人が「あ~でもない、こ~でもない」と必死になって作っていた。ピース数は大した数のものではないが、オコチャマたちにとってはタイヘンな作業。ある程度進むと、お決まりのように、まだ小さかった次女が「クラッシャー」となって、ブチ壊す。仕方がないので、作り直す。で、また壊す。作り直す。壊す。作る。壊す。作る。壊す。作る。壊す…。たまに、息子の友達が遊びに来ると、彼らもそのスクラップ&ビルドに参加する。そこでも、作っては壊しの繰り返し。
ただ。見ていると、例え「イチからやり直し」だとしても、2度目・3度目の方が遥かにスピードが速い。「確か、こうだったよな?」「この色はコッチのグループ!」等の情報が頭の中にインプットされているのだろう。そして、「足りないピースは、こんな感じのものだ!」と頭が回り出す。それを探し始めると、また完成への速度が増す。
少年サッカーも同じだと思う。スクラップ&ビルドの繰り返し。何かの要因があって、壊れる。壊れたら、作り直し。壊れた原因を分析しての作り直し。そして、足りないピースは何か?を考える。まあ、足りないピースだらけなのだけど、フツーは(笑)。その中で、一番先に手をつけなくてはいけないものを探すのがコーチの手腕となる気がする。
本日、2006年度4種新人戦我が地区予選の決勝トーナメントが行われた。残念ながら、我がチームの5年生は準々決勝でライバルチームに涙の敗退。内容は完敗。足りないピースは僕の目からみたら幾つもあった。でも、いいじゃあないか?足りないものがハッキリとわかったのだから。負けという「スクラップ」を次の「ビルド」に繋げよう。みんなが悔しい!と思っているのならば、堅固な再構築ができるはず。
目標は4月だ!
忘れちゃいけないのは、優勝チーム以外は、みんな、そう思っていること。ここからが始まりだし、その思いを全員が持ち続けられるチームが栄冠に一歩近づくのだ。慌てることなくピースを1個1個、埋めていこうじゃないか。僕も含めたコーチ陣が肝に銘じなければいけないのは「勝つためのピース」を探さないこと。今、子ども達に足りないピースを探してあげなくちゃいけない。
埋めるのは子ども達自身。
今回、「悔しい!」思いをしなかったのは、Uチーム。おめでとうございます!スゴク強いチームだった。ウチの6年でも勝てそうもないくらい(苦笑)。県大会、がんばってください!
「ウチもそろそろ壊し時か?」というチームはご連絡を。
クラッシャー・次女をすぐに派遣します(笑)。
- [2006/12/10 23:50]
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