2006.11.16 Thu
時間と夢。

Jクラブジュニアユースのセレクションが今日から始まった。おそらく1000人くらいがが「お受験」すると思われる。募集人員は約18名ということだ。が。。。まあ、12~13名は既に決まっているだろう。県トレ組は当然、目を付けられているだろうし。県南トレセンにもJクラブジュニアユースのコーチは毎回、顔を出している。スクールで目立つ子も声はかかっているだろう。毎年、恒例のことだ。
これはもう一つのJクラブユースも同じだ。
理由は簡単。1回のセレクション1時間半=120人、その全てが見られるわけではない。見るポイントはかなり絞られる。でも、それも本意じゃないから、必然的に「一定水準を超える」トレセンをじっくりと見に行くことになる。スクールもそう。長時間見れば、その子のプレー特性を十二分に把握できるだけでなく、性格まで分かるし。「ちょっと見」で判断はできない…、という気持ちがそこにはある。
だから、「県東西南北トレセン組」「スクール組」の選抜は、ほぼ終わっているといっていい。残念だけど。
じゃあ、セレクションなんてやめれば…とも思うのだが。そうもいかない。トレセンに行かない子供も存在するから。金の卵は眠っている。スクールだって全員が通えるわけじゃない。地理的に遠いとか、塾と重なるからとか色んな事情がある。今回のセレクションは「県東西南北トレ」「スクール」以外の子を「拾う」セレクションといっていい。もちろん、「もう1回見てみるか?」という考えもあるだろうけど、見る真剣度が違うと思う。あと、お金もあるかな?2000円×1000人で200万円だからね。まあ、ジュニアユースのバスのガソリン代くらいにはなるだろうなぁ。
ほぼ終わっているにも関わらず、スクール生の息子は明日、痛いヒザを引きずって「お受験」をしに行く。許した理由は2つ。県民にしては珍しい「オレ、赤チームよりオレンジチームが好きっ!」っていうオレンジバカだということが1つ(笑)。もう一つは「何がダメだったか?」を後でスクールのコーチから話してもらいたいからだ。
前も書いたが僕的には息子にプロになって欲しいなんてツユほども思っちゃいない。これも前に書いたが同じ夢を見るのなら、親的にはトーダイ→モンブカガクショウ→サッカー協会を締め付ける立場を勧めたい(笑)。ただ、本人が今だあきらめていないから。じゃあ、やれるとこまでとことんやれば?という感じなだけ。
どこかのジュニアユースなり、部活なりでサッカーを続けるためにも。この挫折を、単なる挫折で終わらせることなく、他人の口から「お前のたりないトコロはココっ!」と明確に言われた方がいい。同じことを親の僕に言われるよりも遥かに本人のタメになるはずだ。失敗は成功の母なのだから!
思う存分、砕け散ってこいっ!
ガンガン失敗して、その理由を聞いて来いっ!その姿勢を持ち続けることが何より大切。もしかしたら、ここで受かっちゃうよりも遥かにお前にとってプラスに働くかもしれないぞ?夢の到達の道程に正解はないのだよ~。
- [2006/11/16 23:29]
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