2006.11.14 Tue
たいへんケッコウでした。

10月1日は東京都民の日。10月28日は群馬県の日。では11月14日は? そう。我が県民の日。というわけで、今日は学校も幼稚園もお休み~。で、僕は火曜・水曜が休み。「たまには家族でどこかに出掛けるか?」ということになるのは必然。息子はサッカーの練習があったのだが、ヒザの調子もよくないので休ませることにした。
行き先には日光を選んだ。修学旅行の復習の意味が1つ。下の方だったら紅葉が残っているだろうという理由が1つ。湯元まで行けば温泉に入れるから、ヒザにも良さそうだという理由が1つ。そして、僕が日光にはかなり詳しいことも大きな理由。田舎から1時間程度で着くから、大学生の頃、しばしば遊びに行っていた。
考えてみれば、僕も日光は10年振りくらい。久々だったこともあり、フルコースを見に行った。まずは東照宮へ。紅葉が美しい。キレイな空気が身にしみる。気持ちいい。やはり、日光は秋がいい。こういうリフレッシュは必要。仕事もサッカーも意識から完全に飛ばす日が半年に一度は必要だよなぁ。
時間がゆっくり流れている。来てよかった。
「この眠り猫は左甚五郎って人が彫ったんだよ」等の「修学旅行学習による、しったかぶり君」のガイドを堪能しながらの見学は、それはそれでなかなか楽しかった。人に話す、教えるというのは立派な復習行為だから。長女は解説を興味深く聞いている。僕も適当に相槌を打つ。次女は当然、マイペースで走り回っている(笑)。
207段の階段を上り、家康の墓所のある奥の院に向かう。ヒザに痛みのある息子にはつらいだろうから、ゆっくり登る。相変わらず、次女だけマイペース。ピョコピョコ先に行っては、戻ってくる(笑)。この階段が粋なのは、誰もが「まだかよ~」と思う辺りに、家康の遺訓が書いてあることだ。
「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず」。
ん~。ホントに時間がゆっくり流れている。
そう。急ぐ必要はない。ゆっくり行こう。ちょっと、みんなが急ぎすぎ。今しかできないことも確かにあるけれど。どこかで、別のことでも挽回すればいいじゃないか。有名ジュニアユースに入れなくても焦る必要はない。来春から小学生もリーグ戦導入!と無理強いすることもない。県大会へ!と力を入れすぎる必要もない。いじめられたからといって、落ち込む必要もない。特に子どもは、先が長いのだから。急がずに。信念さえあれば、それでいい。闘う相手は相手やモノではなく、常に自分と、なのだから。
鳴かぬなら鳴くまで待とう、不如帰。
まあ、「鳴かしてみしょう」タイプの僕が言うのも説得力には欠けるけど。たまには立ち止まって、休むことも大切だろう。
中禅寺湖、戦場ヶ原、湯滝、湯ノ湖、とゆっくり巡って。マイナスイオンをたっぷり浴びて。金精峠を抜けて帰ろうと思ったが雪でチェーン規制。無理することもないと引き返す。ただ、帰りは高速道路を使わずにR122を使うことに。ゆっくりのリズムを壊したくなかったから。のんびり車内はいいムード。
R122に入ると時速40kmで走るトラックが何台か前を走っていて、かなりイライラ。「ったく、これじゃ、何時間かかるかわからないじゃん!」との僕の発言に、マイペースな次女が反応。
「ゆっくりでしょ?」。
はい。仰るとおりです。アナタには、かないません(笑)。
- [2006/11/14 23:18]
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