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    まさに「青田買い」(笑)。 

     昨日より風が強かった。念じすぎた~。 

     クイズです。「後ろ⇒ある、前⇒ない。高校生⇒ある、小学生⇒ない。サッポロ⇒ある、オリオン⇒ある、カシオペア⇒ない。プロ野球⇒ある、Jリーグ⇒ない」。さて、なんでしょう?

     答えは「ドラフト」~。

     最近のNPB(日本プロ野球機構)のドラフト会議を見ていて思うことが一つ。各球団が1位・2位指名する選手は、皆、有名どころ。先日の高校生ドラフトだって、当日のスポーツ新聞には全て名前が乗っていた選手が指名されていた。無名の「隠し玉」ってヤツがホントに少なくなった。たまに、いたとしても6、7位あたりの下位指名。つまり、「まあ、他に指名されっちゃったとしてもあきらめはつく…」という評価の選手に留まっている。

     昔はケッコウいたのだ。「隠し玉ドラフト上位」って。有名な人だと、現・西武監督の伊東勤とか、同2軍監督の秋山幸ニとか。当時、指名された瞬間にスポーツマスコミは「誰それ?」となり、「すぐ調べろ~!朝刊に間に合わないっ!」と叫んだという。

     減少した原因は幾つかあって。まず、社会の情報化が進んだことが一つ。ちょっとでも「目立つ」プレーヤーがいれば、すぐに噂になるし、ビデオだって誰かが必ず撮っているから簡単に手に入る。昔みたいに「知る人ぞ知る」という環境に日本のアマチュア野球界自体がない。もう一つは、スカウトのサラリーマン化が挙げられている。簡単に情報が手に入るから、わざわざ出掛けていく必要がない。「自分の足」で探すよりも、情報網を張り巡らして一定レベルの選手をリストアップするほうが早い。さらに、情報量が膨大になったことで、整理して分析する能力が問われることになる。靴をすり減らして、知る人ぞ知る「イエティ」「ツチノコ」みたいなプレーヤーを探す時間が取れないし、必要ない!となってしまったのだ。

     む~。個性的な選手は減るばかりだろうなあ。

     サッカーはどうか?ドラフトはない。有名アマチュアになれば、複数球団からオファーが来て、プレーヤー側が選ぶことができる。スカウト活動もやってはいる。ただ、これも有名クラブチーム止まりだろう。もしかしたら、ものすごい才能が全く見出されることなく埋もれている現実があるかもしれないなあ。

     なぜ、こんな話題を突然書いているのかって?今日の僕は「スカウトマン」だったから(笑)。昨日に引き続き強風が吹きすさむ中、次女の幼稚園の運動会に行って、娘の応援そっちのけで「知る人ぞ知る」才能を靴を減らして(父兄競技の綱引きでね、笑)、捜していたのだ。いたよ、いたよ~、スゴイ才能がいっぱい!

     個性的な選手になりそうな子が、たくさ~ん、いた!

     当然、ドラフトはないわけだから。完全自由競争となる。上手そうな子、足の早そうな子は当然、チェック!それだけでなく、「知る人ぞ知る」根性クンも数人チェック。でも、そんなことはどうでもいいのだ。一番大切なことは「サッカーを好きになってくれること」。なるべく多くの子どもに、何とか「我がチームに入りたいです」という逆指名をいただくために、今の時期から日参しようかな、幼稚園に(笑)。

     靴を減らすことこそ、スカウトの基本なのだから!

     契約金は。。。あめ玉1つでいいかな?これでもアマチュア規定に引っかかるかなぁ?

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