2006.10.03 Tue
いったい何kgあるのだろう?
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鉄製のサッカーゴールは、とても重い。少年用だとしても重い。中には「これ、鉛でできているんじゃないの?」と思うくらい重いゴールもある。実際、我がチームが合宿を張る津南の少年用サッカーゴールは大人の男が8人いないと運べないシロモノだ。かなり気合を入れないと持ち上げるのが容易ではない。
ホーム小学校のモノも重い。ホーム小学校では1月~8月まではサッカーゴールはデンと校庭に置いてあるのだが、運動会の練習が始まる9月からマラソン大会が終了する12月末まで隅のほうに片付けられてしまう。なので、今の時期は練習の度に大人5人以上で「よっこらしょ!」と出し入れする必要がある。これはかなりの重労働になる。
A市スポーツ広場のサッカーゴールも重い(ちなみにA市サッカー場のものは軽い)。この重いモノをウチの3年コーチは、たった3人で片付けたらしい。『9月23日の地域大会終了後、「主管の我がチームでまだ使いますから~」と紅白戦をやり、何とかなるだろうと思っていたが、そんな甘いもんじゃなかった。ヒドイ目にあった』と3年Uコーチが書いた日記を今日、読んだ。
ご苦労様でした~。それにしてもどうやって運んだの?(笑)。
僕にも同じような経験がある。僕の場合は先述のホーム小学校のモノ。当時、11期生はまだ低学年。ゴールを使った練習なんて30分がいいところ。丁度、今の時期に他の学年が全て遠征に出掛けていて。ゴールさえ出せれば独占できる。「思う存分、シュート練習をやらせたい!」。そんな思いでMコーチと2人で必死に動かした。台車を2台用意して。対角線に差し込んで。バランスを取りながら、ウンショっ、ウンショっ。立てる時が一苦労。それでもシュート練習がやりたかったから。何とか上手くいって、子ども達が喜びいさんでシュートを撃っている姿を見たら、「苦労してよかった~」と心から思えた。涙が滲んだのを覚えている。
以後。慣れれば結構簡単なのがわかったので。他の学年よりも1時間練習時間を早くして、ゴールを2人で出してシュー練をやるようにした。シュー練なんて必要ない!という人もいるかもしれないが、とんでもない。低学年の子に聞いてみてください。「一番好きな練習は?」って。シュー練はミニゲームの次に上位に来るはず。好きな練習をさせてあげたいじゃん?、低学年のうちは。
今日の文章の流れからいって、自画自賛になってしまうけど。僕は、こういう「子どものサッカーのために努力をする人」が大好きだ。何よりもサッカーをすることが先にありきで、待ち受ける困難苦難を何するものぞ!と退ける姿勢は美しいと思う。試合前日に雨が降り、グラウンドが心配になり、バケツと雑巾を持って朝6時に出掛けるコーチがいるチームというのは絶対に「軟弱なチーム」ではない。こういう気持ちは必ず子ども達に伝わるものだ(と僕は「信じたい」)。例え強くなくても、それだけの情熱を持ったチームはグッと芯が詰まったGOODチームになるはずだ。
これから冬近くなると気温もグッと下がる。吐く息も白くなる。手袋も必要となる。そんな中で、早朝から子どものサッカーのために準備を進める大人が1人でも多くなるチームでありたいものだ。
学校が総アルミの軽いゴールを買ってくれるといいんんだけど(笑)。
- [2006/10/03 22:55]
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