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    「ピンポンパン」も「おはよう!こどもショー」も「カリキュラマシーン」も。 

     一日中、降っていた。なんだかな~。

     
     貴ノ花が亡くなった。僕の中で、貴ノ花は「貴ノ花」であり、「二子山親方」ではない。間違いなく「昭和の名大関」だった。合掌。

     子供の頃、夕方になるとテレビは決まって「1チャンネル」になっていた。今より、100倍くらい「相撲」が国民的スポーツだった時代。僕ぐらいの年代の人間で、「貴ノ花」・「輪島」・「高見山」・「北の富士」・「北の湖」、ちょっと遅れて「千代の富士」を知らない人はいないだろう。

     「継ぎ」のあたった靴下を履いて。集団登校も集団下校もなく、草笛を吹きながら、友達と遊んだ。運動会には騎馬戦も棒倒しもあって、「正しくない事」をすれば、先生にもよく殴られた。学校帰りにペプシかミリンダを飲んで、王冠の裏のアタリ!で王選手の756号下敷きを手に入れて喜んでいた。スーパーカーブームで、近所のスーパーにフェラーリ512BBとランボルギーニ・カウンタックを見に行って感動していた。もちろん、「サーキットの狼」を連載していた少年ジャンプは必読書だった。「私が読んでた中一時~代!」という百恵ちゃんのフレーズを隣の女の子が口ずさんでいた。「ボブソン」、「ビッグジョン」、「ラングラー」のジーンズが買ってもらえなくて泣いていた。爺さんと必ず「東映まんが祭り」に行って、妙なカブリモノを被っていた。。。

     昭和は遠いのね~。ノスタルジックになってしまう、石津謙介(VANもSCENEもステータスだったなあ、ステッカーを持っている事が)といい、貴ノ花といい、「スター」が逝ってしまうと。

     時代が違うことは、充分に認識しているのだが。「スター」のいない時代に誰に憧れを抱くのだろう?子供たちは。「イチロー」「松井」「ヒデ」がだろうな。今の時代は。

     ちなみに息子は「貴乃花」。故人は「貴ノ花」⇒「貴乃花」⇒現役最後は「貴ノ花」です。

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