2006.09.04 Mon
本意。

「なかなかユニゾンしませんよね~。社内が。コンセプトはわかっていても、ディテールまで行くと煮詰まっちゃう。結局、コミュニケーションがシャローなんですよね。いざとなるとお互いのプライオリティーにまずリスクヘッジを考えちゃうし。リスペクトはしているんですけどね~。もっとフラットにならないとな~」。久々に営業の後輩と話をしたのだが。その横文字の羅列に頭が着いていけなかった(苦笑)。
直訳してみよう。
「なかなか調和しませんよね。社内が。基本的な概念はわかっていても、細部に行くと煮詰まっちゃう。結局、会話が浅いんですよね。お互いに優先順位が危険回避からきちゃうし。尊重はしているんですけどね。もっと平坦にならないと」。
ん~硬いか?さらに意訳してみよう。
「なかなか社内が、まとまらないですよね~。やんなきゃならいことはわかっていても、いざやるとなると細かいところで煮詰まっちゃう。もっと話をしないと、ね。何より、お互いにすぐに弱みをみせたくないことを考えちゃうのはよくないっすよ。立場はお互いわかっているんですから。もっと、フツーにしていいですよね」。
こんな感じか?(笑)。
「欧米の言葉を使うなっ!」という気は僕にはない(おっと、「アメリカナイズされた言葉」か?、笑)。言葉は世相を表すし、流行もある。今の時代にあって、今を生きる人が使うわけだから、「こうじゃなきゃいけない!」なんてことはない。例えば、後輩の言葉で言えば「リスペクトする」なんて、2006年流行語大賞に推してもいい言葉だ。ニュアンスも含めて(尊敬というより、『大好きだから、そうなりたい!』くらいの軽い意味だろう、流行の使い方は)非常に使い勝手のいい言葉である。ニュアンスが違う言葉を駆使すれば語彙が広がるから、伝えられる幅も広がることになる。
ただ。使い過ぎると後輩の言葉みたいに「何が言いたいか」わからなくなってしまうキライはないか?幅を広げただけでもそうなのだから、これが「比喩」になると取り方が逆になることもある。各駅停車はスピードだけ上げても各駅停車だし、主要駅に止まらなきゃただの暴走列車だと思うのだけど。
敢えて。多分、色んな方から大反対が来ることを予想しながらも。敢えて、僕の感じたままを言うと。オシムさん、難しく言い過ぎではないか? 「走れ」、「考えろ」等の小泉さんばりのワンフレーズはいいにしても、遠回しの比喩に関して言うと、「今の」代表にはピンと来ないのだ、きっと。特に大熊コーチなんて、多分、いや全く理解していない(苦笑)。彼は、オシム監督が言っていることと逆のことを叫んでるぞ~(笑)。噛んで含めなきゃわかんないじゃないのか?(苦笑)
周りの「野次馬」は、かなり楽しませてもらえるけどね。「語録」自体も「大熊反応」も(笑)。
後輩に「お前なぁ~。もっとフツーに話せって」と言うと、「先輩が変わったんですよ~。僕らは先輩のマネから入ったんですから~!」。
えぇ~?そうなのか?(笑)。
- [2006/09/04 17:42]
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