2006.08.29 Tue
ベストセラー。
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ニッカンスポーツで「オシムサッカーお届け隊」という連載をやっている。ジェフの普及部が千葉県内の小学校を回る「サッカーお届け隊」(レッズで言えばハートフルサッカーにあたる)の練習メニューを紹介するコラムだ。1回目、2回目は「ふむふむ。なるほど、オシムイズムが小学生メニューにも凝縮されている~」と思える内容のものだったが、今はそうでもない。今日は4対4のススメ。悪くはないのだが、実にフツーの内容になってしまった。どうも、「難しすぎてわからない~。低学年でもできることを~~」というご意見をいただき選択趣旨の変更を余儀なくされ、簡単なものしか紹介しなくなったらしい。
結構、いい感じだっただけに。残念~。
後でまとめて、出版するのかな?と思っていただけに。残念~。
小学生年代の練習方法を書いた本は世の中にたくさ~んある。当然、練習方法もたくさ~ん出ている。だが、たくさんありすぎて何がいいのか?がコーチング初心者には全くわからないのが実情だ。バイブルとなりつつあるクーバーの本や、マリノスの本などに書いてある練習は、それはそれでいいのは分かってはいるのだけれど。やらせてみると「何に効くのか?」、イマイチ実感が湧いてこない…。
考えずに盲目的にやらせる手もあるのだろうけど。何が大事か?を教える側が理解していないとね~。これは僕の性格上の問題もあるのかな…。
実は先週、県NO1チームM先生にムリにお願いをして、息子とA君とH君をNO1チームの練習に参加させていただいた。「どんな練習しているのかなぁ~」というコーチとしての好奇心と「アイツら、ついていけるのか?」という親としての心配ゴコロを持って、仕事をムリに切り上げて(しかし、ムリばっかだなぁ、笑)、新幹線に飛び乗って、練習後半だけ見に行った。
薄暮のグラウンドに着いたのは6時過ぎ。低学年も高学年も、ものすごく「理に適った」練習をしていた。「限りなく日本一に近い少年団」だから、その練習も限りなく日本一に近い。ただ、難しい練習ではなくて、やらねばならないことをキチンとやらせている印象を受けた。そして「何に効くのか?」がハッキリとわかる練習である。
実感、湧きまくり!
ちなみに、「いいんですか?見ても?」と先生に聞くと「見られて困ることはやっていない。持ち帰って、やればいい。1人でも上手い子が増えるのなら、それでいいだろう?」との返事をいただいた。
参りました、先生。
「M先生サッカーお届け隊」に切り替えた方が読まれそう(笑)。本にしたら、爆発的に売れそうだと思いません?印税で、グラウンドに人工芝が貼れるかもしれませんよ?先生(笑)。
その時はライターには何卒、僕をご指名ください。
そうしたら、仕事で毎回練習を見に行けますから(笑)。
- [2006/08/29 19:59]
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